真冬並みの気温の日がまだあるが、日中の日差しにはしっかり春を感じるようになった。
バイト先で動いていると、寒い日でも羽織ったカーデイガンを脱ぐようになり、厚めのタイツも鬱陶しくなってきた。
朝起きるのにも、「さむいイヤイヤ」という身体の声がしなくなってきた。
そんな中、一回り年上の友人から来たメールには、「初めて冬を惜しむ気持ちを自分に認めた」とあった。
私はまだそのような段階には行っていない。
だいたい冬に限らず「季節を惜しむ」という気持ちを味わったことがあったろうか。「桜が散っちゃったなあ」など分かりやすい確認はある。また「早く秋にならないか」と希望することはあるけれども。
開いたある雑誌の中に生活評論家の吉沢久子氏が言っていた。
「40代なんて子どもみたいなもの、50代からがおもしろくなってくるんです」
吉沢氏は98歳。
10年後の自分はどうなっているだろうか。
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