スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お盆休み

 ほしよりこの『逢沢りく』をまた読んだ。
 やっぱり名作だ。
 ほしよりこのことは殆どまったく知らないが、すごい。


 なんでも今年から8月11日が祝日になったようだ。山の日。だから帰省がこの日ピークなのか。弟家族も実家に昨日帰ってきたらしい。1人が嫌いでない母も、孫に会えるのはやはり嬉しいのだ。
 弟は至って普通、まともな生活をしている人間だとはわかっていたが、帰省の度、まだ幼稚園児である息子たちを連れて、墓参りにいくらしい。そして手を合わせてお参りさせるらしい。炎天下の真夏でも。家には仏壇があるが(私の祖父・祖母・父の)、そちらも必ずチ~ンをさせて、お参りさせるそうだ。弟の息子たちにとっては、遺影でしか見たことのないご先祖様だ。「何を思ってまだ小さい子どもに、あっつい時もあんなにしっかりお参りさせるだかわからん」と、母は言っている。

 私にとっては世話になった3人でもあるので、帰省のときは仏壇に線香をあげお参りすることは私もやる。とは言え、まず、自分は無神論・無宗教者だろう。
 お経にも仏事にも興味はないが(自分が死んだときのことは考えるけれども)、お盆に出す提灯はとても好きだった。

 家の盆提灯は、灯りを付けると青っぽく光るもので、あれはどういう仕組みだか知らないが、クルクルと光が回って和紙に描かれた花の絵だったかを照らした。とても綺麗だと思った。外はもう暗く、部屋の電気も消してあり、盆提灯だけが灯してある。違う空間世界に自分がふわ~と漂っていくような気持ちになった。
 実家では今も盆提灯を出しているようだが、もう何年か、お盆のときに帰省しないので、私は見ていない。でも、今見ても、きっと好きだと思う。

 思い出した。仏様の迎え火と送り火の時焚く、松明の匂いも好きなものだった。松明を焚きながら子どもの時分は花火もやった。
 少し大きくなると、母を手伝って帰ってきた仏様用のご飯も作ったのだった。煮物やそうめんや酢の物や、家が入っているお寺から毎年、「お盆三日の朝昼晩はこんなメニューで」というような案内が来て、それを見ながら作った。
 胡瓜の馬と茄子の牛ももちろん作った。

 こうしてみると、自分はけっこうお盆の思い出というものがあるものだ。

 今年は長時間の運転ができないのでやはり帰省せず名古屋に居る。近所の様子はいつもと変わらず、少しだけ静かになっている気がする。
 

  逢沢りく

 

 

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。