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三船・黒沢

 今度は黒沢明です。
 
 チャップリン、原節子、黒沢と、有名なのによく知らなかったあるいは見たことのなかった人や作品を見続けています。この先にもこれらを見ることはできるだろうが、身体が不自由になったからできてしまった暇な時間とはいえ、こういったものにまだ興味がある今、見ることができてよかったとも思います。


  ”世界の黒沢”を観たことがありませんでした。何故か。
 レンタルビデオ店に行くと黒沢の有名な作品はいつでも大概あって、今日はまあいいや、ということになってしまい今に至ったと分析します。


 ヴェネチア映画祭で最高賞を取り、これで世界の黒沢と言われるようになった「羅生門」と、ハリウッドでリメイクもされた「七人の侍」。間違いない、と言われる二つです。
 どちらも主演は三船敏郎ですが、わたしはこの三船もちゃんと見たことがありませんでした。”世界の三船”でもあるのでしたか。三船美佳がこの大俳優の娘だということ、その為に私の叔母は三船美佳を「ミカさん」とさん付けで呼んでしまう、そんなことしか情報としてなかったのです。

 まず「羅生門」を観ました。七人は前後編に分かれており長かったからです。
 これは小津の「麦秋」の1年前の作品。
 90分位でしたか、最初から最後までずっと面白い。芥川の原作から、このような面白い脚本を作り上げた黒沢と橋本忍という人に拍手と楽しませてくれてありがとうという感謝を贈ります。
 役者は8人だけで、皆よい。
 そして。三船敏郎はこういう役者だったのですね。
 ただ2枚目スターだと思っていたのですが、それだけでなく野性的で、大胆なそしてふざけたような演技もすごくはまっている。身体つきがいい。ほんとに画力があります。素性が知りたくなったので調べてみよう。自分自身に残念なのは、三船のすばらしい演技を観ながら、この人の娘は三船美佳でその夫(元になるのか?)高橋ジョージなのか、と非常に余分でくだらないことを2、3回思ってしまったことです。


 昨日「七人の侍 前編」を観ました。
 面白いです。ただ、農民の喋る言葉が所々聞き取れないのが残念。そこだけ字幕が欲しいです。それが英語の字幕でも、字幕なしより理解できると思います。
 一つ感心というか「へえ」と思いましたのは、志村喬です。
 あの寅さんの義理の弟・博のお父さんです。いい俳優だなとは思っていましたが、ヒロシのお父さんは、こんな世界で有名な作品にも出ていた、さらに、配役が出てくるところでは、三船と一緒に最初に名前が出てきました。
 お父さん、やるな。そしてこの時いくつかわからないけど、志村喬は走り方がなかなかかっこよかった。小柄でナマズみたいだけど、運動神経良かったのでは。

 前編DVDの最後に、「休憩」というでかい文字が現れました。思わず声に出して読んでしまった。5分くらいも出ていたでしょうか。映画館で上映された時、長いからお客さんに気を遣ってくれたのでしょうか。部屋観の私にもよかったです。
 なんとなく以前観た「るろうに剣心」が思い出されました。あれも着物着て刀振り回して戦う話だったからでしょうか。あの3作目の一番評判が大きかったやつはただ派手な所があるだけで、コドモダマシとも言えない。自分があの製作者だったら黒沢のを観ていられなくなるのでは恥ずかしくて、と思ったが、そういうこと言ってたら文化や芸術は発展しないのかな。


 今夜は休憩を終えての後編です。
 今日は暑いから冷たいアルコールをグビっと飲みながら観ましょう。ああ、しあわせ。




 

 

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名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
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