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 曇空の朝の散歩。日差しが目に入らないといういいこともある。


 ほったらかしの畑もどきといった土地に、白梅が一本満開の花を咲かせていた。それほど大きくはないが、横への広がりがある梅だった。

 曇空の下で、白梅は美しく見えた。


 折り返して帰りの道には、街路樹の足元に水仙が何本も咲いていた。真ん中が黄色くて白い花びら。
 こちらは同じ白い花でもなんとなく寂しげ。
 一番美しく見える時期を少し越してしまったのかもしれない。
 小学生低学年の頃、ギリシア神話の絵本で、ナルシッソスの物語を読んだ。湖面に映る己の美しさに見惚れつづけたあげく、水仙になってしまったナルシッソス。
 あの話が頭の中にあるから、水仙はなんとなく悲しげに、とくに曇空のしたであると余計に、見えるのかもしれない。


 ナルシッソスは湖面とうのが神話だなと思いながら鏡を取り出して自分を見たら、鼻の下に白いけばけばが生えていた。
 鼻風邪がなかなか治らなくて毎日鼻をかみまくっているからだ。風邪はその内治るだろうが、もう花粉症の季節が始まっている。けばけばは当分続くだろう。冬は手に、春は鼻下にワセリンが欠かせない。

 自分を見つめて花になるなんて物語は、わたしのところでは絶対以上にうまれない。




 
 

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isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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