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対談つづき

佐野洋子対談集 人生のきほん佐野洋子対談集 人生のきほん
(2011/02/04)
佐野 洋子、西原 理恵子 他

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だいたい生きることがそんなに価値あることか、と思う。




 『100万回生きたねこ』の作者、佐野洋子さんと、興味ある二人それぞれとの対談集。

 冒頭の言葉は佐野さんのもので、これは臓器移植してまで生きよう生かせようとする人などのことについて話している所で出てきたのだが、「こんなんでいいのかなあ」と思いながら至って呑気に生きているわたしには、なかなかに心強くされるものだった。


 自分の家族を持たないわたしには、よくわかることのできない子どもの話などもあるが、よくあるとは言えない人生を過ごしてきた西原理恵子との話はとくに面白くて(リリーとの話は、『東京タワー』で読んだ内容もけっこうあったからそれほど新鮮に感じられなかったということもある)あっという間に読んでしまった。

 佐野さんはエッセイストでもあるので、絵本でない本も出しているが、やっぱりこの人の書いた絵本をもう一回読み直してみたいと思った。



 これの前に読んだの

   
「すべてを引き受ける」という思想「すべてを引き受ける」という思想
(2012/09/28)
吉本 隆明、茂木 健一郎 他

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 こちらは集中して言葉を追っていかないと、それでもなかなか話されていることに追いつかない、知らないうちに頭の中が白くなって動きを止めたまま目だけが字を追い続けているという状態になっていてハッとする、という対談だった。
 このように自分の能力を超えていて己の中にうまく取り込めない話を読んだり聞いたりすることも、何かしらのよい作用はあるのだろうか。と思ったけれど、わたしはかなり何でもすぐに忘れてしまうので、どちらにしても意味ないかも。


 吉本隆明氏の顔がいいです。1枚しか載っていない写真のこの人の顔を観て読んでみようと思ったのだ。
 対談当時すでに80を越えていたので、それなりに長く生きてきた人というのもあるかもしれないが、そばで見たら、それだけではない人というのがわかる気がする。・・・や、ただのよぼよぼした爺さんがいるなあと思うだけかも。そう思わせといて喋りだしたら、「親鸞は・・・」とか「マルクス主義は・・・フーコーは・・・」とポンポン出てくるというのが、この人の素晴らしい所の一つかもしれん。

 半分くらいしか生きていない茂木健一郎氏は、まだつるんというような顔だ。
 そう思うと、写真撮影当時茂木氏と同じくらいだった西原理恵子の顔、いいなあ。リリーもいいなあ。

 は、あともう少ししたら自分がその年になることに気づく。

 誰よりも実の無い顔だろう。実の無い顔で、実のない中身。
 そうであることに、あっても仕方のない自信、けっこうある。



 (佐野洋子氏は、やさしくてつよい顔)








  


  

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