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あるおじいさんの話


 先日スーパーに買い物に行ったときのことです。


 片手にたたんだ紺色の雨傘を持ったおじいさんが、近くに来た中年男性に「こんにちは!」と元気に声をかけました。男性は「こんにちは」と答えました。おじいさんはよく聞き取れない速さでばばっと何事かいいました。おそらく天気が悪いとかどうとか。

 私はその場を通り過ぎ買い物を続けました。すると紺色雨傘おじいさんが今度は近くに来たおばさんに「こんにちは!」と陽気に言いました。おばさんも「こんにちは」と答えました。

 見ていると雨傘おじいさんは自ら誰かに近づいて行って元気よく挨拶し、よく聞き取れない話を非常に早口で喋っているのでした。頭に軽い障害をお持ちなのでしょう。雨傘の無い方の手には買い物かごをちゃんと持っていたので、すぐにはわかりませんでした。

 
 それを見ていて、「よかった」と私は思いました。

 だって、雨傘おじいさんに声をかけられた人たちは皆さんきっと知り合いではないだろうのに、ちゃんと「こんにちは」と返していたからです。


 私も近くに来て声かけられたら応えたでしょうが、おじいさんは結構近づいてきたものの、私は目に入らないようで何も起こりませんでした。



 今朝散歩していると、そのおじいさんに会ったのです。片手に紺色の雨傘。曇り空に雨傘は違和感なし。

 スーパーでなく道路を歩くおじいさんはとても足早で前のめり加減。

 交差点に来ると、空いた手で右左を指差し確認。その動きもバッバッと速い。

 そして今回も、私はすれ違ったのに声かけられませんでした。

 おじいさんには私の姿が見えないのか。


 そんなことあったら、ちょっと面白いな。


 


 

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isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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