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初めての水上勉

  
櫻守 (新潮文庫)櫻守 (新潮文庫)
(1976/05/04)
水上 勉

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 「季節だから読んだらどうだ」と師匠からのメールがあり、読みました。

 
 水上勉と言えば『雁の寺』ぐらいは知っているが、恥ずかしながら今まで一度も読んだことありません。水上氏は、すごくたくさんの作品を書いているのに一つも。

 学生時代、国語科というところにいたにもかかわらず、自分はほんとに日本の優れた小説その他を読んでいないと思います。国語科だったということを消し去りたい。


 『櫻守』の裏に、「美しい言葉で綴り上げられた感動の名作」と書かれていたが、京言葉が読んでいて心地よい。文章は揺るぎない感じ。

 若者はよっぽど好きでないとこういうのあまり読まないかな。自分と同世代の人でもどうでしょう。


 私は師匠に庭のことも教わっているので、より興味が持てたのだと思います。いまだに木の名前がわかりませんが、以前よりはずっと木に目が行くようになりました。


 『櫻守』の中に、ソメイヨシノは下品な桜だ、あれは酒を飲むためだけにある、というようなことが書かれていました。
 
 昨日偶然観たTVに出てきた現代の櫻守のおじいさんも、「日本全国どこに行ってもソメイヨシノになってしまって面白くない」と言われていた。


 ソメイヨシノは病気に強く、育ちやすい品種で、そのためどんどんこればっかり植えられたようです。


 私が生まれ育ったのは都会ではないが山の中でもなく、やっぱり小さい頃から桜と言えばソメイヨシノでした。時々しだれ桜や八重の桜を見たりはしますが、葉と花が一緒に出てくる山櫻の美しさは知りません。どこかで目にしたことはあると思いますが思い出せないくらい。


 もう少し歳を取ったら、山櫻の見える所に住めたらいいなあと思います。希少種になってしまった桜たちが少しでも多く長く残ってほしいものです。


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名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
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