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オレンジジュース

 団ナシで寝ても気持ちよい季節になってくると、起きたときにオレンジジュースが飲みたくなります。


 
 もともとジュースを飲む習慣はワタシにはありません。

 果汁が100%でないものは問題外ですが、100%のものでもそれを飲むために買うことは殆どありません。

 ワタシが飲むジュースといえば、自分で作るバナナジュースくらい。

 果物は、果実のまま”食べる”のがいいと思っているからです。



 それでもどういうわけか、暑いという言葉が聞かれ始める頃になると、眠りから覚めたとき「オレンジジュースが飲みたいなあ。うんとおいしいオレンジジュース」と思うのです。

 りんごジュースでもなく、グレープジュースでもなく、グレープフルーツジュースでも違います。

 おいしいオレンジジュースなのです。


 とは言っても、自分はほんとに美味しいオレンジジュースを飲んだことがあるのか、あるいは、その味がちゃんと分かるのかと問うてしまうと、やや不安があるのは否定できません。



 けれども、記憶に残っているオレンジジュースというのはあります。

 それは、ニュージーランドで飲んだオレンジジュースです。


 大学の卒業旅行でワタシはNZに行きました。

 友人Nちゃんと二人、でかいバックパックを背負い、2週間北、南両方の島を回ったのです。

 泊まる所は安いドミトリーやモーテル、そして時々B&Bを選びました。


 その時ワタシは初めてB&B(bed and breakfast)というものを知り、その心地よさと朝ごはんの美味しさを体中で受け止めたのでした。
 
 まあこれは、それほど仲良くなかったワタシをこの旅行に何故か誘ってくれたNちゃんのおかげとも言えます。海外通の彼女がまったくもってすべての旅行計画を組んでくれたから。つまり泊まる所も彼女の勘の素晴らしさで、ステキな所に当たりまくったといえるのです。


 で、そのうちの一つのB&Bのいくつかの風景がワタシの中に今でもはっきり残っているのです。


 場所はNZのどこだか忘れましたが、白い外観の可愛らしい建物で、特にそこのダイニングがとても広かったのです。

 朝は光が窓からいっぱいに穏やかに降り注いでいて、とても気持ちのよい空間でもありました。

 部屋の真ん中には大きな無垢らしいダイニングテーブル。

 そして部屋の奥のほうに細長いテーブルがあって、そこにはずらっと、もういっぱいの朝食が用意されているわけでした。

 宿泊客は、そこから好きなように取って食べるブッフェスタイル。

 何種類ものパン、シリアル、果物、サラダ、ミルク、コーヒー卵料理は確かオーナーが好みを聞いて作ってくれたのではなかったか。

 そう、ジュースも勿論大ぶりなビンにたっぷり用意されていました。もちろん何種類かの100%ジュースです。

 あの時ワタシは濃い橙色のオレンジジュースはを選び、そしてそれはほんとに美味しかったのです。


 「ほんとに?」

 と聞かれるとまた少しあせりますが、味はちゃんとよかった。と思います。

 。。。。。


 ちょっと曖昧なのになぜはっきり覚えているのか。

 それには一つワケがあるのも確かです。

 それは、そのオーナーがゲイだったから。

 ワタシが人生で初めて会った、ゲイだったからです。

 40歳くらいの眼鏡をかけた彼は痩せていて、服装は至って普通のチェックのシャツを着ており、非常にソフトに喋った。

 物知りのNちゃんに「彼はゲイだよ」と最初のうちに言われたワタシは、物静かな様子の彼に不要に緊張したのでした。



 ゲイの彼の家でいただいた素晴らしい朝食、そしてオレンジジュース。

 この季節になると、思い出されます。

 

 

 


 


 


 

 

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isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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