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逃げたくなるもの

 朝散歩は、毎回ホントに気持ちよいと思うのだが、「かんべんして」と言いたいものが二つある。


 今日はその一つに当たってしまった。


 二人連れのおばさんのベチャクチャ話である。


 朝から全開のマシンガントーク。二人とも圧倒的高血圧に違いない。

 二人の大声が悪いことにワタシの後ろから追いかけてきた。


 しかもおばさんたちの歩調はかなり速い。ガシガシ!ガシガシ!てな感じだ。

 少しでも離そうと早足にするのだが、「ちょっとさあふとったんじゃないー?」「ああそう!ダイエットしてたけど全然ダメー!」という話が耳元まで迫ってくる。
 ガシガシ歩きだから声もどんどん大きくなるんだろう。


 これなら蝉のワンワンいう鳴き声のほうがマシとさえ思う。

 と思ってふと気付く。

 もう6時近くなるのに蝉の大合唱がどこからも聞こえない。

 ツクツクボウシの独唱が一つ二つと聞こえるばかり。


 橋のところでおばさんたちとはコースが違ったので、のカ声からは逃げられた。

 まったくせっかく涼しく落ち着いた空気の中に、あれはほんといただけない。


 ホッとして歩いていくと、一人のおじさんが向こうからたらりたらり歩いてきた。

 片手にコンビニ袋を提げている。中身はビールかカップ酒だ。

 眼鏡をかけたおじさんは、ねずみ色がかった半袖開襟シャツにねずみ色のスラックス、足元はぞうり。

 微かに何か歌っているのが聴こえてくる。

 おじさんはたらりたらりと歩きながら、優しくのんきに口ずさんでいた。


 「わらび~もち、つめた~くて、おいし~いよ」と。


 ワタシは嬉しくなってこっそり微笑んだ。

 
 朝に会うたらりおじさんは実はもう一人いる。

 その人は半袖Tシャツにぞうり、痩せて長身、そして元極道っぽい顔つきをしている。

 この人は歌わないが、会うとなんとなくワタシは少しほっとした気分になってしまう。


 
 さて、もう一つの逃げ出したくなるものは、たばこ吸い。

 
 ぼんやり川の流れか何かを見つめて佇んでいる小太りのおじさんの姿が見えたら要注意。

 気づくのが遅れてその臭いを僅かにでも嗅いでしまったときは、これはもうハッキリと走って逃げるべし。

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isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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