今ふたたび。。。

 きながら出る汗というのはいいものだ。


 台所で立っているだけでも汗の垂れてくる暑さ。


 人参を切りながら首筋に流れてくる汗を感じると、「いいな」と思う。


 寝汗というのはいつでも不快なものだが、働きながら汗を流すのは慣れてくると心地よい。



 一昨日くらいから夜もずっと暑いが、そんな気候が合っているのかこの本がなかなか読める。


   
こゝろ (角川文庫)こゝろ (角川文庫)
(2004/05)
夏目 漱石

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 本を買った母は「それほど面白くなかった」と言ったが、ワタシにはけっこう合っているようだ。今のワタシには。


 確かこの話の一部(先生の告白のある部分)が、高校の現国の教科書に取り上げられていた。

 その時は、特別惹かれることもなかった。なんか暗い話だな、くらいに思ったような気がする。


 今読んでも「おもしろーい」というような話ではないが、漱石の文章に気を引かれるところがある。

 それは何気ない言い回しや季節や景色の描写だったり、登場人物の淡々とした会話だったり。

 時代は感じるが古いとは思わない。
 こういうふうに書くのか、とかこれを書くとき漱石はどんな気分で書いていたのかななどと思ったりするのだ。

 女の言葉を書いている口髭をたくわえた漱石を思うと、なんとなく可笑しい気にもなる。


 話の展開はだいたい分かっているのだが(しかもこの文庫本の最初に”あらすじ”が書かれてあった。なんでだろう。そうしないと最後まで読みきらない人が多いのかな)、扇風機の風に当たりながら楽しみな夜の読書時間となっている。

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isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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