漬ける

ラッキョウ漬ける+001_convert_20100531184553



 まれて初めてらっきょうを漬けた。




 ワタシは”らっきょう好き”ではない。


 毎年母が漬けたらっきょうを分けてくれるのだが、それもあんまり減っていかない。


 なのに今年は自分で漬けた。


 ただ漬けてみたくなったから。


 

 「漬ける」ということが、自分はけっこう好きだと思う。


 片手の指の数より少ない幾種類かの材料を合わせたら、あとは何もせずに待てばよい。(つまりそういう類の「漬ける」が好き。)

 
 ”時間が美味しくしてくれる”というのがすごく魅力的だ。


 漬けて1年経った梅酒が上出来とは言えないものだったとしても、それを2年3年置いておくと、「あらま」という具合に豊かな風味をかもし出すようになっていたりする。こんな時はじっさい”わすれた頃に的”あるいは”たなぼた的”嬉しさを味わえる。





 らっきょうは果実酒を漬けるほどには楽ではない。


 噂に聞いて知ってはいたが、確かに洗って皮をむくのにけっこう手間がかかる。



 「あ~~~~」と、だんだんとイヤになってくるようなことをする時には、頭の中でこう唱える。



 「いつかは終わる。いつかは終わる。」


 当たり前のことだけど、こう言ってみるとけっこう気分が楽になったりするものだ。




 読んだ本には、らっきょうの場合はあまり何年も経ったものでなく、10月ごろが美味しいと書いてあった。



 秋に、できばえが楽しみであります。

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isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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