とっかえひっかえ

   


 腹が空いてきてしまったので、これはいけないと寝る体制に入る。



 枕元のライトを点けて、本を手に取る。

  
エトロフ発緊急電 (新潮文庫)エトロフ発緊急電 (新潮文庫)
(1994/01)
佐々木 譲

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 3つの賞をトリプル受賞した作品(山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会賞)ということで予約して借りたのだった。


 内容は全く知らなかったが、昭和16年太平洋戦争が始まる直前の頃から話は始まる。
 佐々木譲氏の”第二次世界大戦三部作”の第2弾ということだった。


 時代物や戦争物にあまり興味はないのだが、この人の書く文章は落ち着いていてしかものりやすい。


 この2,3日かっとばしつつ途中まで読んでいたミステリーとは違う。

   
水上のパッサカリア水上のパッサカリア
(2007/03/20)
海野 碧

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 こちらも日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作であるが、ワタシにはどうにも読みずらかった。


 とにかく一文が長いのだ。

 それと、何故だか主人公はじめ登場人物にぜんぜん惹かれない(興味がわかない)のでだめだった。
 (犬はまあまあよかったけど)




 しかし『エトロフ・・・』は文庫じゃなくとても厚い本、しかも字が小さめで1ページ2段に書かれている。

 夜寝ながら読むにはちょっとつらい。


 それで一度エトロフを閉じ、目に付いたので借りてみた島本理生を手に取る。


 この人も初めて読む。芥川賞候補になったという本。2冊。

  
リトル・バイ・リトルリトル・バイ・リトル
(2003/01/28)
島本 理生

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生まれる森生まれる森
(2004/01/29)
島本 理生

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 字が大きくて少ない。アー見やすい。でもどうして読みやすくはナイ。


 うーむ、これが世代の違いというものだろうか。この2冊、若い人には読めるんだろうな。


 ワタシには「まあどうでもいい話」という気分しか生まれず、最初の10頁を越したあたりでこれも閉じてしまった。(もうちょっと我慢して読み進めると面白くなってくるかもしれない)


 そうして今度は『・・パッサカリア』のラストだけ読み、『エトロフ』を開いて2ページほど読み、「あ」と思いついてもう1冊を手に取った。


 
101個目のレモン101個目のレモン
(2001/09)
俵 万智

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 実は俵万智も読んだことがない。『サラダ記念日』のサラダ記念日の短歌くらいはもちろん知っているが。


 この人のエッセイだが、師匠の言われたとおりなかなか面白く読める。


 一つの話が短いし、この人のさっぱりした感じもよい。




 5冊の本をとっかえひっかえしてようやく落ち着いたと思ったら、突然ラーメンが食べたくなってしまった。


 野菜が程よく入ったすっきり塩ラーメンが食べたい。


 ・・・・・・・

 ああーー!これはもう何も知らなかったことにして寝るしかないと、ライトを消してずるずると布団にもぐりこんだのだった。


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isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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