スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

親子

  と思い出した。


  幼稚園の頃、弟と二人、全身ウンコまみれになったことを。


  幼稚園からの帰り道、坂になっている野っぱらを駆け下りたら、伸び茂った草の中に、やわらか出来立てたっぷりウンコが潜んでいたのだ。

  ウンコまみれになった二人は、半分泣き半分笑った。

  そして、くっさいウンコを綺麗に洗い流してくれたのは、母と婆ちゃんだった。

  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


  そんなことを思い出したついでに考え始める。

  「人間の子どもが二十歳を過ぎたら、親子同士の記憶がいっさい無くなる」という脳みそコントロールが働くようになったら、と。

  人間は発達した脳を持っており、寿命も長く、個体同士がいろんな関係を持ちながら生きていくようになっている。

  だけども、”動物界”から見れば、それは特殊、いびつと言ってもいい。

  野生動物は(野良の猫や犬だって)、子どもが小さいときは親がそれこそ命がけでえさを与え、子を守っていくわけだが、成長して親から離れればもう赤の他人、みたいなものだろう。
  彼らが”親孝行”とか”恩返し”をするといった話は、今の所聞いた記憶は無い。


  で、人間がもし、そうなったら。

  ”代々・・・”なんて言葉は消える。
  跡継ぎが欲しい人は、自分で探して交渉するようになる。

  子が二十歳を過ぎていれば、”親の死に目”なんてこともなくなり、葬式も知らないまま。

  ”孫の顔を見せる”とかもない。”嫁姑問題”も。

  ”遺産相続””ニート”もなくなる。

  高齢者の世話は、本格的に社会がなんとかするようになる。だろう。
  
  随分とさっぱりした社会ではありそうだ。


  そして、 ”親孝行”も”恩返し”も”親子のありがたみ”も消える。

  
  ・・・・・・・・・・・

  今日食べた干し芋と餅は、母が送ってくれたものだったが、それもなくなるわけだ。

  ウンコまみれになった記憶も、ウンコまみれの姿のままで残るというわけだ。

  
  ?の絵


  


  


  


 



  

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。