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いやはや

 保有していた免許の更新講習を終え、最後の手続きを済ませようとする。

 
 更新するのに古い免許状のコピーがいる。今回私は3枚やらなければならない。さてコピーしよう。あれ、2枚、無い。
 ここにあるべき、ここ二しかないはずというクリアケースの中に、無い。一枚しかない。
 ケースの中にはそれほど多くの書類が入っていなかったので、確実に無いことが分かるのに1分もかからなかったのだが、何度も何度も確かめて5分。無い。どうみても一枚だけだ。それから、もしやと思われる場所もひっちらかし、「ちょっとちょっと」「どうしてよ」と言いながら探して30分。無い。

 しばしボンヤリする。

 記憶をたどる。
 免許状を去年の秋に2度コピーした。自宅でしたはずだ。しかしコピー機周辺にも免許状はなかった。
 もしやそのコピーを提出した所に置き忘れてきたのか?訊いてみようか。しかし忘れていれば、こちらの連絡先を知っているので連絡が来るはずだ。それでも念のため、恥ずかしいけれど訊いてみようか。

 メールで訊いてみようとHPを開く。
 メールフォームに行きあたるまでをサアーっと読んでいて、何かひっかかるものがあった。
 「B5のコピーを提出」
 B5?持っている免許状はA4。家のプリンターは拡大縮小ができない。・・・ん?

 「もしや」と思って一度PCを切り、最寄りのコンビニSに行く。
 商品出しをしている店員さんに、「確かではないのですが、去年の10月くらいに・・・」と言って忘れ物で免許状がなかったか尋ねる。
 「去年ですかあ」と言いながら、作業の手を止めて忘れ物を確認しに行ってくれる。
 
 コンビニSには、免許状はなかった。
 店員さんは、ごめんなさいと言ってくれる。
 まさか捨ててしまったのだろうか。その可能性は、自分にはありうる。

 Sを出て、もしやついでに、次に近いコンビニFに行ってみることにした。
 レジにいた店員さんに事の次第を言うと、お待ちくださいと言ってしばらく奥に消えた後、再び現れた店員さんは、「すみませんがお名前は?」と訊いてきた。
 名前を伝える。
 再び奥に消える店員さん。
 もしかしてもしかして。小さな希望うまれる。

 「こちらですか?」
 店員さんの手にあったのは、まさしくわたしの免許状2枚。
 お礼の言葉を大きな声で思いを込めて伝えたのは言うまでもない。

 いやはやしかし、そしてまさか。
 この1件をヒマしている母に話そうかとも思ったが、免許状をなくすなどということをするいい年を大いに過ぎた娘を心配させる方が大きいと考え、止めた。



 
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 朝目覚めたら、鳩の鳴き声がした。

 ぽーぽー ぽぽー 、ぽーぽー ぽぽー、 ぽーぽ ぽっぽぽー 、ぽーぽ ぽっぽぽー

 鳩の声はのんきだ。
 春の鳩の声はのんきだ。

 鳩の似合う季節は、と考える。
 冬と春、と思う。
 寒い冬、薄雲った空に走る電線にとまった鳩が一羽。ぽーぽーと鳴いている。その声はのんきなのに哀しい。のんきだから哀しいのか。
 春の鳩は、ただのんき。聞いているこちらも平安の気持ち。

 布団の中でストレッチをしながら聞いていたのだが、少ししたら止んた。
 かなり短い時間だった。
 どこかに虫を見つけたか。恋人を探しに行ったのか。

 春の鳩、鳩自身はあまりのんきでないのかもしれない。
 

おめでとう


 日曜日に用事があってリアルタイムで聴けなかった大相撲千秋楽を昨日ユーチューブで観た。

 結果は聞いて知っていたけれども、映像を観て、「わあ」と声が出た。
 夕食前で、ものすごく空腹で、シャワーも早く浴びたいと思いながら観はじめたのだが、優勝インタビューも含めて30分は観ていた。
 
 自分は、日本人力士だからより応援するということはない、と思っているが、いつになく「おめでとう」と思った。日馬富士が優勝した時より、思った。
 危なげ・弱さがあると言われてきた稀勢の里が、横綱になって初めての場所で優勝。

 応援に来ていたご両親が映った。お父さんと稀勢の里、似ていた。

 
 本割と優勝決定戦、相手の照の富士もいい顔だった。


お彼岸に


 沈丁花

 花の季節だ。
 木蓮、山茱萸、雪柳も咲いた。

 バイトが一区切りついたので帰省した。ちょうど彼岸に入る日。
 玄関に植えられた沈丁花が満開。ときに良い香り、ときに洗剤?と感じられるような濃い匂いを放っていた。
 門を挟んで反対側にあるのはハナモモの木。こちらはまだ蕾が小さく固く締まっている。

 「あのハナモモはお父さんが庭の手伝いしとる時に枝を貰って来て挿し木にして植えただよ。」
 母によると、庭の紫陽花も椿も、亡くなった父が挿し木にして育ったものだそうだ。赤い椿も帰ったその日が満開のようだった。

 3月23日が父の命日だ。
 「お父さんのお通夜のときに、あのハナモモが満開だっただよね」
 と母が言った。
 わたしは全く覚えていない。
 父と母は、仲が悪いことはなかったが、特別良かったとは思えない。それでも、そういうことを母は覚えているのだ。

 春分の日には、父が今年17回忌というのでお寺の法要に行った。参加者は高齢者が殆どだが6,70人はいたのではないか。坊さんの念仏を聴き、順番に焼香し、一緒に念仏を唱え、まだ40過ぎという若い坊さんの講話を聴く。坊さんの話は40分も続き、頭をこっくりこっくりする爺さん数人や「はあ~」とため息をつく婆さん。

 大福ぼた餅いちご

 お彼岸なので近所の和菓子屋に行く。もう70近いご夫婦がやっている小さな和菓子屋。いつもヒマそうであるが、この日はさすがにお客さんの姿が絶えなかった。母が適当に見繕って買った。わたしにはあんこぼた餅と苺大福。母はきな粉のぼた餅と草餅。きな粉ぼた餅にはあんこが入ってなくて、「これなら糖尿にも安心でいいやあ」と母は言った。けれども仏様にお供えしたあんこぼた餅、それからお寺で貰ったあんぱんが、翌日には母のお腹に入るのだ。


 花桃

 再び名古屋に戻る前に、ハナモモの蕾が、その変化がはっきりとわかるくらいに膨らんだ。
 父の命日には満開とはいかないが、いくつかの花は開いているだろう。



 

プロフィール

isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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