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すれ違う人々


 歩いていると様々な人とすれ違う。


 ここの所朝歩くと会うのが中2位と思われる少女二人。

 この二人は、「心身一体」「健全な精神は健全な肉体に宿る」ということを意識して朝のジョギングをしていると思う。賢そうな二人なのだ。

 二人とも眼鏡をかけているからかもしれない。二人とも体つきがすっきりしていて長い黒髪を後ろで一つに縛っているからかもしれない。二人ともピアノを習っていそうでもある。勉強とピアノでも良い成績を残すために朝のジョギングをしていると見た。


 この間は昼間歩いた。

 向こうから自転車に乗ってきた高校生男子は、薄ら笑いを浮かべていた。

 実際、薄ら笑いを浮かべている人というのは少なからずと思われる。

 薄ら笑いは気色わるいかというと、そんなことはない。私に限って言えば、笑っているということで「いいじゃん」と思える。すれ違った後、「笑ってんなあ」と呟きながらワタシもちょっと笑える。いいことではないか。

 朝鏡を見ながら笑ったり、嘘でも笑ってみたりするのは精神にも肉体にも良いと言われる。薄ら笑いも効果なしとはいえないだろう。



 寒風吹く夕方には、自転車を抱えて誰かを待つ小学生男子を見た。3年生くらい。

 真っ赤になったほっぺた、濃くしっかりした眉毛の下に釣り目がちな大きい目。彼の顔はまんが日本昔話に出てきそうな良い顔だった。長くはない黒髪が風に吹かれている。

 きもち長く見つめてしまったかもしれない。目が合ったので、「風の子太郎さんですか?」と声をかけたくなったがよしておいた。

 旅先だったらそう言っていたかもしれない。しかしここは散歩コースである私の陣地。変な人がいると思われると生き難くなってしまう。


 
 水仙の蕾がふくらみ始めている。


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百円ショップで


 天気も良いので自転車に乗りたくなった。


 何か目的の行先をと考え思いついたのは百円ショップ。正常に使える洗濯ネットが一つほしい。


 気持ちよく自転車に乗るなら平坦な道が好ましい。目的の百円ショップはその点でもうってつけの位置にあり距離も鼻歌まじりで乗るくらいにちょうどよい。


  


 百円ショップにはほんとにいろんなものがあるので、折角来たことだし他にも何か目ぼしいものが見つかるかなとしばらくウロウロしてみたけれど、買いたくなるようなものはなかった。


 洗濯ネット一つを手にしてレジに並ぶと、かごいっぱいに様々なものを買ってレジをしてもらっているご婦人の姿が目に入った。そのご婦人は高齢者の部類に属するとみられたが、ショートカットの髪の毛を明るい栗色に染め、斜に冠ったグレーのハット、足にぴったりとしたパンツというなんだか宝塚の男役のようないでたち。そしてお召しになっているものや掲げていらっしゃる鞄はワタシでもわかるようなブランド品。

 宝塚と百円ショップ。しかも大量買い。

 違和感。

 ああでも女優の沢口靖子も百円ショップが好きだと随分前に聞いたことがあるな。

 百均好きの元宝塚男役、ということで納得し、帰り道も気持ちよく帰りました。

 



近頃食べているものの話

 ここの所毎晩のように食卓に出てくるものは、豆腐豆乳鍋。


 これは雪国で覚えた味なのですが、特徴としては、白い。

 名前の通りに豆腐と豆乳のみで作られているのです。


 雪国では、おぼろ豆腐と豆乳で作っていました。「おぼろ豆腐がなければ重曹を入れた水の中に木綿豆腐を入れて温めたらいい。すると豆腐がゆるゆるに柔らかくなるから、それから豆乳を入れれればいい」と教えてもらいましたが、私はそんなこともせず、絹豆腐か充填豆腐で食べています。十分な柔らかさです。


 作り方はものすごい簡単。

 豆乳の中に豆腐を入れて火にかけ、温まったら塩コショウで味付けする。以上。一行レシピです。


 これがベストかどうか、他のやり方も一応試しました。

 A 出汁でお豆腐を温めておいてから豆乳を入れる。

 B ネギやキノコ類など、味の良くなりそうな野菜を一緒に入れてみる。

 
 結果、一行レシピ通りが一番美味しかった。一番こっくりとこくが感じられる。ただ、私は塩の代わりに塩麹を最初から入れるというのに落ち着きました。確か塩も豆腐を柔らかくする効果があるのではなかったか。


 豆腐豆乳鍋と言っていますが、汁物として食べています。朝の味噌汁、夜の豆腐豆乳です。



 さて大根はカレーの具材としてもいけると聞きましたが、タイカレーでも美味しいということがわかりました。


 タイカレーのグリーンカレーが好きで、グリーンカレーと言えば茄子なので毎年夏場に食べるのですが、今年はグリーンカレーペーストの使いかけが冷蔵庫の隅で冬になっても居続けていた。秋口からずっと出番を待っていた。(塩が効いているからか傷まないでいた)茄子は売られているけれど、もう茄子の季節ではない、だから何か別の野菜で。と思って使ったのが大根でした。

 大根の他にもレンコン、ニンジン、サツマイモ、しめじ、玉ねぎなどあった野菜を入れました。その中で、ベスト1においしいじゃんと思えたのが大根。夏大根でなく、柔らかく甘みのある冬大根だから良かったのだと思います。茄子の代わりを堂々と果たせる。


 タイカレー 夏は茄子だよ 冬は大根


せつなし湯たんぽ

 久しぶりに朝方散歩しました。


 寒いので最近は夕方前に歩いています。今日は朝あたたかく感じられたので歩く気持ちになったのです。


 朝散歩して体験できる良いことは、以前も書きましたがパン屋さんの匂いを嗅げることです。私の散歩コースにあるパン屋さんが何時頃までパンを焼いているのか知りませんが、16時以降は焼いていないはずです。匂いがちっともしないから。

 久しぶりの甘いパンの匂い。これは揚げパンではないが惣菜パンでなく菓子パンを焼くにおい。
 ああ、この匂いに体中を包み込まれたい。甘く濃い香りの海の中でくるまれるように泳ぎたい。

 こんなふうに思うのも、寒い季節だからでしょう。

 。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。


 雪国から帰ってきた日の夜。寒くて寝られませんでした。

 掛布団が薄いままだったこともありますが、私はそうだ!と思い出しました。湯たんぽを忘れていたのです。



 布団に入る30分前くらいに湯を沸かして足元にあたる位置へ湯たんぽをセッテイングします。

 靴下を脱いで布団にもぐりこみ湯たんぽに足を乗せるとき、しあわせ、と毎回思います。


 夜中に必ず一度トイレに起きるのですが、その時点で湯たんぽはまだ温かい。ありがとう、と思います。

 

 けれども、問題は朝方の湯たんぽ。

 トイレに行きたくなったりして、または冷え込みがきびしくなったりして朝方目が覚めたとき、足元の湯たんぽが冷めている。

 足を乗せてももうあたたくない。

 ついさっきまで、数時間前まで温かかったのに。温かかったよね。


 せつない。と感じます。


 腿のあたりまで引き寄せて、こうなったら自分の体温でもう一度温かくしてやろうなどと無駄な努力をしたりして、またさらに切なさを増してしまったりもする。冷めちゃったんだ。もう温かくならないんだ。そうなんだ。




 私が使っている湯たんぽは、実家からかっぱらってきたプラスチック製のわりと古い形の物です。だから冷めるのも早いのかな。イマドキの湯たんぽの性能はいかがなものなのか。


 
 朝の湯たんぽはせつないですが、その冷めてしまったがまだ若干の温かさを残す湯で顔が洗えるのは、湯たんぽの小さからぬもう一つのシアワセではあります。





 

10円の味そして。。。


 買い物に行ったスーパーでひとだかり。

 何かと思ったら、和菓子のバイキング。並べられたばんじゅうの中に10種類くらいあるだろうか。「え」と思ったのは、どれも一つ10円也。

 年齢さまざまの主婦らしき方々が、プラスチックのパックにあれやこれやと詰め込んでいる。


 昼食がまだだったので、私も一つ二つ買ってみるか、10円だし。と、10円だから期待はせずに買ってみた。笹にくるまれた草もちと、きな粉をまぶした草だんご。草モノが好きなのだ。

 期待はせずと言ったが、賞味期限が翌日までということを知り、それならそんなに悪くもないだろうと思って家に帰った。



 昼食のあとにと予定していたが、荷物を片付けた時点で「ちょっとたべよ」と草だんごに手が伸びた。


 これは・・・ 10円の味だ。

 まさしく間違いない”10円”の味。納得いくと言ってもいいかもしれない。

 草の香りはしているのだろうか。よくわからない。なんだか色々なものでごまかされているような。

 10円は10円なのだ。

 ちなみに草餅の方はちゃんとあんこが詰まってはいたが、やけに塩がきつかった。

 
  。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。



 母が親戚からもらったジャガイモと一緒に送ってくれた。


  芋けんぴ



 芋けんぴ。棒状のサツマイモを揚げてから砂糖蜜でコーテイングしてある。


 何十年ぶりに口にした。自分では絶対といえるくらいに買わないもの。特別好きだということもない。

 しかしこれが、非常にあぶなおそろしい食べ物だった。

 
 かっぱえびせんではないけれど、食べだしたら止まらないのだ。

 3本ほど食べて袋の口を縛っても、しばらくすると無意識近い状態で口の空いた芋けんぴの袋が手の中に。

 甘いうえに揚げてある。私は揚げ物が身体にあまり合わない方らしく、胸やけではないけれどちょっと胃の辺りがへんになったりする。それがわかっているのにまさに、「ついつい」食べてしまう芋けんぴ。


 大袋にいっぱいあったのが残りわずかになった。後半に入ってからはさすがに、昼ごはん以降は禁止令を自分に出した。

 あと何日か、一日5本くらいをポリポリと楽しみたいと思う。



 

漫画?

 ここのところの布団読書では安岡正太郎の短編集を読んでいたのだが、「予約されていた本が来ました」という図書館からの電話で、安岡は半ばでいったん止め。昨夜から読み始めたのは、


 
舟を編む舟を編む
(2011/09/17)
三浦 しをん

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 刊行されてからすでに2年以上経っているし、確か映画化もされただったかされるのだったか。


 この本は本屋大賞を受賞している。だから私は予約したのだったろうか。本屋大賞はあまりアテにしていないはずだけれども。内容が辞書を作る編集者の話だからこの賞を取ったんじゃなかろうか。

 この前に安岡を読んでいたからなのか、なんだか漫画を読んでいるみたい。つまり読みやすいと言えばそうだけれども、小説を読んでいる感じがしない。この本も小説、安岡や太宰も小説。そう考えると、何かおかしいような気がしてくる。

 自分はこの本を人に薦めないだろうけど、本屋大賞を取ったり映画化もされるのだから支持する人は多いわけだ。私が古い世代の人間だからかな。


 読みやすいので古い小説の時のようにすぐに眠くなったりしない。どんどん読める。読みやすいということともう一つこの本がいいのは、辞書編集の話だけあって、使い慣れない言葉や使っていても深く考えたことがなかった言葉の意味が出てくるところ。ちょっとした勉強になる。辞書編集というあまり知られない世界を知ることができるというのもあります。





 
質屋の女房 (新潮文庫)質屋の女房 (新潮文庫)
(1966/07/12)
安岡 章太郎

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トイレで。。。


 こないだスーパーでトイレに入りました。


 洋式と和式が一つづつあり、どちらも空いていましたが洋式に入りました。

 荷物を置いたり便座を除菌したりなどしてから用をたしていると、「コンコン!」とノックする人がいます。

 私はノックを返しました。すると、「おねがいします!!」とその人は言ったのです。おばさんらしい声でした。

 まだ最中であった私は「おねがいしますって・・・!」と、かなりはっきりと声を出してしまいました。


 私なりに急いで個室を出ると、70才にはいかない位のジャージのようなラフな格好をした女性が立っており、「急がせてすみません!」とあわてた調子で私に言い、タタッと洋式便所へかけていきました。和式の方は空いていました。膝が悪いとか何かの理由で洋式に入りたっかたのでしょう。

 しかし、お願いしますと言われたのは初体験でした。


ありがたい


 しばらくぶりに帰ってきたら、郵便ポストの中、溜まった郵便物の中に私宛の年賀状を数枚見つけました。


 わたしのような者に年賀状を送ってくれる人たちがいる、と思う。

 賀正メールをくれた友人もいる。


 先日は誕生日で、それを覚えてくれている長い付き合いの友も一人。

 「誕生日だから一人でもケーキ食べたらどう」と毎年のように電話で言う母。


 みんな、ありがとうございます。

 年賀状出していませんで、ごめんなさい。

 ブログにコメントくださるTさま。今日気づきました。嬉しいです。



 つながってくれている人たちに素晴らしい年になりますように。






 

期間労働終了


 雪景色



 約3週間の期間労働が終わり、雪国から無事生還しました。

 名古屋駅に夜九時近く降り立ったとき、「あたたかい」と思いました。長靴履いている人はいない、とも思いました。


 雪国での仕事は、思っていたより楽にでき、何より嬉しいことには温泉に毎日入れたこと。

 気温はもちろんかなり低い所でしたが、温泉効果で毎年悩まされる霜焼けになることもなかったのです。

 朝起きてひとっ風呂。これには爆発した寝癖頭を直す利点もあり。

 仕事終わって寝る前にもう一度。湯ざめしにくい泉質だったので、ぽかぽかした身体でぐっすり眠れました。

 休みの日には4,5回入りました。一回5~10分の入浴。湯あたりもせず。

 楽に働き、良く食べてゆっくりしていたにも拘らず、下腹がぽっこりならなかったのも温泉のおかげかもしれません。


 約4,5か月雪雪景色という環境は、住むにはとても大変だと思います。少しだけ体験した屋根の雪落としは、重労働。高齢者でなくても雪落としによる死者が毎年何人も出るというのもわかりました。雪国に限らず、生きていくのに快適と言えない所でもずっと住み続ける人がいるというのはどういうものかなと考えもします。しかし温泉に入れるというのはいいなあ。


 しんしんと冷えていく夜に暖かい布団にもぐりながら読んだ本は、太宰治の『晩年』。雪国だから読めたような気がします。


 

プロフィール

isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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