3日で読了

 
下町ロケット下町ロケット
(2010/11/24)
池井戸 潤

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 2011年直木賞受賞作。今ごろ読んだのは図書館で予約したのがやっと来たから。


 出だし、ロケット打ち上げの場面だったので、機械関係に興味のない私は面白く読めるだろうかと伺い伺いしつつ読み始めた。

 この所珍しく眠れなくて日中あくびが出たりしている。日が暮れるとしっかり眠気は来るのだが、なんだか知らないが何回も目覚めてしまう。そんななので少しでも静かに脳みそを休めるように静かに寝ようと布団に入るのだが、寝付くときに本を読むのがほぼ習慣になっているので『下町ロケット』を開いた。

 そうしたら、より寝不足になってしまった。

 機械や金銭用語は全然頭に入ってこないが、人間とドラマがこちらの気持ちをぐっと引きつける。だから読み止める箇所がなかなか来なくて、400ページを3日で読み終えた。


 直木賞といえば角田光代の『対岸の彼女』もそうで、あちらは女性の話。『下町ロケット』は男の話だ。どちらもとてもよく書かれた気持ち良くなる作品だと思う。


今年も夏休み



 イソギンチャクの弁当は今年も長い夏休みです。


 7,8,9月はお休みです。


 よろしくお願いいたします。



ぽかぽかがうれしい



 朝5時。ぴかぴかの朝日が出ていて気持ちよさそうだったので、まだ眠かったのだがゆっくり身支度をして散歩に出た。


 陽は出ているが半袖姿には少し肌寒さを感じる。そこへ陽の光が注いでくれる気持ち良さ。とくに、腹と肩から上の後頭部にぽかぽかを感じると、やさしいものに触れているような気持ちになる。


 昔聞いた話で、日照時間の少ない地域には自殺者が多いというのがあった。人間は後頭部にお日様が当たらないと鬱になるとか。今時は都市に住む人々に自殺者はより多いかもしれないが、後頭部日当たり説というのは正しいように思う。




 今朝会った中で目を引いた散歩者は、上が真っ赤下が黒のジャージを着たおじいさん。

 その人はクラゲが二本足で歩いているような、腰高のゆらゆらふらふらウォーキングで、なぜか熊避けの鈴を付けて歩いていた。

 

対談がおもしろい

くちなしの


 今朝はくちなしの匂いに気づく。

 くちなしは咲き始めがいい頃だと思う。散り際は汚れたような花弁がやっぱりもの悲しいし、花盛りは匂いが強すぎるように思う。


 ♪ くちなしの 白い花 おまえのような 花だった


 中3の時のクラスメイトに渡哲也が好きな子がいたのを思い出した。始終ケラケラ笑っている身体の大きな子だった。そんなに仲良しなわけでもなかったのに、その子が渡哲也ファンだとなんで知ったのだろうか。



 カラスが逃げていく虫をつついている。なかなか口の中に入らない。しぶとい虫は何物かと思ったら、ムカデだった。でかくて真っ黒いカラスは怖くてあまり近寄りたくはないが、相手がムカデとわかるとなんとなく「カラスがんばれ」と思ってしまった。私は足のたくさんあるものが苦手だ。

  そして今読んでいる本は、カフカ。初めてのカフカ。

  
 
変身―カフカ・コレクション (白水uブックス)変身―カフカ・コレクション (白水uブックス)
(2006/03)
フランツ カフカ

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 村上春樹の「海辺のカフカ」を読んでいるからか、フランツ・カフカが初めてな気がしない。


 まだ読み始め。甲虫になった男はどうなっていくか。蒸し暑い日にこの本は、合うか合わないか。


 

メインテナンス



 メンテカトラリー


 師匠にメインテナンスしていただき、つるっつるになったカトラリーたちです。ちょっと写真の写りが悪いですが、とにかくぴかぴかです。


皿の上にスプーン

 
 師匠に預けている間、金属スプーンで過ごしていましたが、おかゆ、スープ、カレーに炒飯、ヨーグルト。木のスプーンが使いたくて使いたくて・・・


 生まれ変わったスプーンたちは、口に入れると、「おおっ!!」または「なに!!!」と大きめの声が出てしまうほどのなめらかさです。




 木パン皿

 
 新顔の木皿です。木の光沢が美しい。彫あともきれい。



 木皿



おめでとうを食べる

 いつか作ってみようと思っていたマクロビオテイックの基本的料理を作りました。


  


 「おめでとう」という料理です。なんでその名前だったか、小豆が入っているからめでたいんだろうけど、産後に食べるものだったからかな?忘れてしまった。これはつまり玄米の小豆粥です。



 玄米1カップをキツネ色に炒って、、小豆四分の一カップと水6カップ、塩少々と圧力鍋で作ります。


 玄米を炒るのは初めてでしたが、香ばしい香りがしていい気分になります。全体がキツネ色になるには思ったよりも時間がかかりました。15分も炒ったかな。そして塩の代わりに梅干しの種を入れ、昆布も一切れ入れました。



 圧がかかってから30分弱火。圧が抜けたら再度加熱して塩加減やとろみをお好みに合わせます。今回どちらの加減もちょうど良いものにできていたので温めて終わり。基本の味加減は知らないけど、ほんとはもう少し塩味を付けるのじゃないかな。私はおかずも食べるということが念頭にあるので、塩味は抑えます。振りかけるのもごま塩でなくただの炒った黒ゴマです。




 食べてみて、「好きなおかゆ」でした。玄米自体香ばしいと思いますが、炒ってあるのが更に風味をよくしているのでしょうか。だからと言って香ばしさが強いことはありません。水分が多いですから。玄米のカスというか糠になるところがはがれて、それが雑穀のようなつぶつぶ感を出しています。

 また、小豆がいい。小豆好きにはシアワセをもたらしてくれる。小豆の肉質?というか豆質?は何物にも代えられない感がある。小豆が幾粒か固まったところを口にすると、甘くないぜんざいをいただいているような感覚にもなります。


 
 「おめでとう」はデトックス効果があり、冷えにも効くそうです。毎日年中これでもいいなととりあえず初日の今日、私は思いました。



 


 今朝歩いていたら、目線のあたりの低い空中を一羽の雀がきゅきゅきゅっと回転しながら飛んでいた。


 どうしたんだとゆっくり近づいて見ると、雀はくるくる飛ぶ羽虫を捕まえようと追いかけていたのだった。


 立ち止まって眺めていると、2,3回くわえ損なったのち、雀は羽虫を捕まえることができた。「やりましたね」と雀側に偏った言葉が出てきたが、でも羽虫にとっては不幸なことでもあろうと、その言葉を打消し、「自然界」ということで気持ちを締めくくった。



 こないだウシガエルの鳴き声が一度したけど、だいたい朝は鳥のさえずりで賑やかだ。暑いといってもまだ蝉の時期にはならないこの時期は朝も夕方も気持ちが良い。夕方にはゆっくり読書が楽しめる季節でもある。これはとても幸せ。近頃7時過ぎには睡魔が来て寝てしまうこともある。とにかくよく眠る。今後自分はどういう人生を歩むかわからないが、ちゃんと眠れる生き方がいいと思う。


 今日の読書は阿川佐和子の食エッセイ。江国香織みたいな雰囲気は感じられないが、懐は深そうな人です。


面白そう!

 図書館の返却棚にいい本を発見。ウキウキして借りました。



  
ちゃんと食えば、幸せになる―水木三兄弟の日々是元気ちゃんと食えば、幸せになる―水木三兄弟の日々是元気
(2012/03/12)
水木しげる

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 生きている中で好きな有名人の5本、いや3本の指に入ります水木しげる氏の本。

 タイトルもいいし、この本はなんと水木3兄弟(合わせて270歳だって。これぎんさんの娘たちに対抗してるのか)+しげる布絵の子ども達による食べ物がテーマの対談集らしいのだ!


 まだ読んでない。ぱらぱらっとめくったら、「ガリガリ君」が見えた。言わずと知れたアイスキャンデーのガリガリ君。

 そこだけちょっと読んじゃうと、水木しげる氏は夏にはガリガリ君を一日何本か食べる。頭がシャキッとして具合がいい、ということだ。娘さんによると、しげる氏はこれを「空色のアイス」と呼んでいるそうだ。なんだかシアワセの匂いがする。



 この「空色のアイス」は、我が師匠山牛蒡セロリも好きみたいで、暑い時期汗だくだくの庭仕事の時には、帰りに決まってこれを買ってくれます。私自身は「空色のアイス」に特別な嗜好はないのだが、この時の一口は、「ああおいしい!」と思える。(去年畑を手伝わせてもらったサンキュウ農園で出してくれたチョコ味ガリガリ君もおいしかったなあ。茶色のアイスだったけど)


 すぐに読み終わっちゃいそうだが、じっくり楽しんで読みたい。


. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .


 この本は結局15分で読んでというか見終えてしまった。


 よく食べよく寝れればいいのだ、ということで私は間違いなく合格。



 

不思議な話たち


 
ものがたりのお菓子箱―日本の作家15人によるものがたりのお菓子箱―日本の作家15人による
(2008/11)
谷崎 潤一郎、小川 未明 他

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 お菓子箱というタイトルと、載っている作家たちに惹かれて借りた本。


 最初の谷崎、有島武郎、小川未明の話が子供向けのおとぎ話っぽかったのでそういうことかと飛ばし気味に読み進めていたら、川端康成の『片腕』という話は、若い女の片腕を借りて(腕は女の了承済みで自然に取り外している)一晩過ごす男の話。三島由紀夫のは、「別れよう」という一言がいいたくて女と付き合いだし、さてその言葉を言ったのだがという男の話。という具合で子ども向けともいえない。まあどれもが不思議な時に気色わるい話のようだ。


 今までに読んだことのあるのは、梶井基次郎の『愛撫』と、星新一の『ボッコちゃん』くらいか。

 梶井基次郎は、作家っぽくないというか土臭いような顔だけど、書くものは(と言っても有名な『檸檬』くらいしか覚えてないけど)ユニークでなかなか好きだと思う。


 作家の顔といえば、この本には安西水丸が絵を描いているのだが、15人の作家の似顔絵がうまい。簡単な線だけど似ている。小川洋子はちょっと似てないように見えるけど、きっと若い頃の小川洋子の顔なんだろう。


 似顔絵でない挿絵は「ウマヘタ」というような感じのものだけど、素人にはサッとは描けないものなんだろうか。一つ昔の男の子の絵があって、坊主頭の単純な顔の中にある唇が真っ赤に塗られていたので、夜読んでいたらなんか怖くなって読み止めてしまった。


江国香織

 
とるにたらないものものとるにたらないものもの
(2003/07/25)
江國 香織

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 特別好きということはないけれど、時々読みたくなって借りる作家。


 この本は短いエッセイ集です。


 以前TVの対談番組で見かけた江国香織は、なかなか自然な感じの一緒にいても疲れそうにないそしてやっぱり面白い所もありそうな人でした。


 読み始めたら、「所ジョージが好きだった」と出て来たのでへえ!と思いました。それは私も昔「好きな有名人は所ジョージ」と言ってた時期があったから。


 かなり飽きっぽいので好きな有名人もコロコロ変わりますが、所ジョージは気楽に楽しく生きてそうなので、今でもいいんじゃないと思える人です。中にはこんな人がいいと言ってたのか私は…と思って自分自身にとても違和感を持ってしまう有名人もいる。


 
 。 。 。 。 。 。 。 。。 。 。 。 。


 最後まで飽きずに楽しく読み終え、所ジョージが好きだったことは同じだけど、その他は自分とは遠い位置にいる人だと思いました。江国香織は間違いなく書く人、言葉を紡ぐ人、作家。そして繊細。江国香織という実体の周りに、江国香織という空気層がある人。だと思う。




   

どうまいトマトまあ


  どうまいトマト



 母が送ってくれた荷物の中に、地元(三河)の農家の方が作ったトマトが入っていた。


 『こだわりトマト  甘味が強くこだわりのあるトマトです!』という紙が一緒に入っていた。見た目から「いけそう」と思ったが、果たしてどうかと思って齧ったら、これがほんとにうまかった。


 確かに甘味が強い。そしてぼけていなくて酸味も微かにあるからこのようなしっかりした味になるんではないか。


 トマト好きなのですごく嬉しくて、母に礼の電話を入れたら「ちょっと皮が固くない?」と言った。私にはまったく苦にならないが、年寄りには引っかかるのか。なるほど。


 しかしこれがうま味が強すぎるのか、齧ると唇が痛いような痒いような感じにまでなる。もしやトマトアレルギーになってしまったかとドキドキしたが、最初の一口目だけがそうなることが分かった。こんなの初めてだ。




 今このトマトと一緒に食べたくなったのは、魚肉ソーセージとキャベツを炒めて胡椒をふったのをコッペパンに挟んだやつ。コッペパンは6つくらい袋に入ったなんでもないものでいい。バターはどちらでもいいけど、マスタードは塗りたい。これと一緒に食べたいなあ。この味濃いトマトはケチャップみたいなものか。それにしてもこういうコッペパンサンドは今まで食べた記憶もあまりないのだがどうしたことだろう。だいたい魚肉ソーセージもコッペパンも年に1回買うかどうか。

 そして今日だって魚肉ソーセージもコッペパンもないし買う予定もないので、ただ単に夕食につける。今日の夕食は、野菜と豆のスープと塩麹焼き鳥、ポテトサラダ、ヒジキに玄米の鮭おにぎり。これはこれでなかなか良いと思う。







 

プロフィール

isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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