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雲をとる

  
  


 8月最後の日曜日の夕刻の空には、こんな雲が出ていました。


 雲の写真を撮っている自分に対していい気分になり、少し方角を変えてもう一枚撮ろうとしました。

 けれども、なにしろ二重三重の電線があっちこっちに伸びていて、どうにも撮る気をなくさせました。


 水色の中にうすい桃色の光がとてもきれいに見えていたんだけれど。。。。。
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そういうものなのだ

 日も、遅めの朝ごはんの後、ごろんと寝る。


 連日の(といっても2日)の寝不足で珍しく身体が重かったから。

 結局眠ることはできなかったが、身体は少し楽になった。

 やや運動不足による2日間の便秘も解消。非常によろしい。


 
 起き上がって「さ~てと」と思い買い物に行く。

 
 駐車場にカブを止めると、団塊世代と見えるご婦人が携帯で話している。

 「それで何がいい?・・・ふん、・・・ふん」

 それでワタシは、ああもうお昼か、と考える。


 自由気ままに独りで生きている自分には起こらないことだが、世の中の夫婦、で過ごされている人達はお昼に何を食べたいか、奥さんは何を作ったらいいのか、を確認しあうものなのだ。たぶん、家族というより夫婦間でのやり取りが多いような気がする。

 
 こないだも図書館で本を見ていると、すぐ近くでナンとかいう若者グループ歌手の曲がけっこうな音量で突然流れ出した。

 「はい!もしもし」

 これまた大きな声で電話に出たのは、50代半ばは過ぎていると思われる男性。

 「ああ、なんでもいいよ。何でもいいから作っといて。なに?チャーハン?ああ、チャーハン、いいよ。なに?うどん?ああ、うどん、うどん。うどんでいいわ。はい、はーい、はい」


 もうお昼だということと、この人の今日の昼ごはんはうどんなのだと、図書館中の人々がわかったにちがいない。


 



 



 
 

  




 

いいなあ

 ロリータに引き続き、白黒映画第2弾。


    
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 ビリー・ワイルダーの作品は、どこか飄々とした雰囲気があっていいな。

 ちょいちょいと可笑しい人々。雰囲気。

 この監督は、人が好きそうだ。そして、楽しんで映画を作ってるのが伝わってくるような気がする。

 ちょうど村上春樹が楽しんで本を書いてるのがわかるように。

 こないだ見た『情婦』も、法廷ものだったけど、なんか可笑しいところがあって、さっぱりしている感じでよかった。


 主演のオードリー・ヘプバーンは特別好きというわけではないが、やっぱり独特のものがあって目を引く強いものがある。

 ゲイリー・クーパーは、「あれ?」というくらいおじいさんに見えた。

 まだこれも半分しかみていないが、1時間はあっという間に経った感じで見た。


 『昼下がりの情事』

 原題は『 Love in the Afternoon 』

 なんだか随分と雰囲気が違うよな。


  
    
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 終わりまで見て。。。

 ラストは「あれ?ふーん、そう」という感じだった。

 4人の楽団のバランスがスバラシイ。

       

さいかくにん

 面教師という人物とは、なるべく会わないほうが幸せだ。



 期せずして会ってしまった場合も、出来る限り早急に離れるのがよろしい。


 いい人と交わる


 師匠の教訓が改めて納得された本日。



 小さなところでも、地味に見える世界の中でも、自分の中でよりかっこよいと思えるように動きたい。

 佇まいのうつくしい人に少しでも近づけるようになりたい。


 それを再確認したのは、反面教師のおかげかあ。

今日ものん気

 ょいっと身体が疲れていると判断し、朝の散歩はやめてカブのガソリンを入れに行くだけに外に出る。


 朝6時。

 「ナンだこの涼しいのは」

 思わずかなりはっきりした声でつぶやいてしまうほど。薄手の麻のシャツと短パンで走ると寒いくらいだ。

 草むらの中から聞こえてくるのは秋の虫の声。

 ツクツクボウシは短かったな。


 帰って姿見を見ながら元気よくラジオ体操をやる。

 痩せていると言われるが、全然痩せてはいない自分の身体を確認。背中の贅肉が余分だろう。


 それからいくつかのおかずを作る。

 切り干し大根のカレー漬け、おからハンバーグ、きのこ汁、わかめと南瓜のサラダなど。

 
 今日は途中まで見かけている映画を見よう。


     
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ジェームズ・メイソンピーター・セラーズ

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 キューブリックとピーター・セラーズの名前に惹かれて借りた。

 主役のジェームズメイソンという俳優は知らないが、有名なのだろうか。最初この人に馴染めなかったが半分くらい過ぎた所で悪くなってきた。

 ピーターセラーズの変人ぶりも出だし「んー」と思ったが、やはりよい。

 ロリータの母親の勘弁してくれ的な困った女っぷり。まったく美形ではないこの女優はこの役にはまっている。

 おじさんたちをトリコにしてしまうロリータの魅力はあんまり感じられないのだけど、それはワタシが女だからか。確かに可愛らしい顔に美しい肌だけれども。


 のん気な一日をまた充実させてくれる後半部分と期待する。

知る

 は、手を挙げているとき楽しいことを思いやすい。



 朝ごはんの後ねむくなったのでごろんと横になり、今の所のんきだなあと思いながらラジオの子ども科学相談を聴いていた。

 そこで知ったことだ。

 手(腕)を挙げるという動作は、日頃あまりしないので、意識的に(体操などで)やるといいとは聞いていた。

 けれどもこれは精神的にも明るい作用を及ぼすのだ。

 なるほどそういえば「万歳!!」とやる時は両手を上に、だな。


 相談してくる子どもは幼稚園児から小学生で、質問内容は微笑ましいような子どもらしいというような物が多い。
 
 けれども、この番組から新しく知ることを思うと、なかなかあなどれない。



 鼻歌まじりにカブに乗りながら図書館に行くと、予約してあった本が届いていた。


  
御飯と味噌汁―懐石伝書 (1969年)御飯と味噌汁―懐石伝書 (1969年)
(1969)
辻 嘉一

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 「辻留」の辻嘉一氏の本だが、その挿画は棟方志功。そして前書きは、その人の名が文学賞に冠されてもいる吉村英治。一流の集まりだ。


 味噌汁が美味しく作れるようになりたいと思っていて、この本を借りたのだが、「御飯」の章で知ったこと。


 昔はおこわ(強飯)に対して、普通に炊いた御飯を「ひめ」と呼んでいました。

 それで毎年正月2日に御飯を食べることを「ひめ始め」と言ったのです。


 秘め事の始め、ではないのです。

 口に入る御飯のことから、なんとも下世話な変容を遂げてしまったことか。


 それから、当時シメジの値段が松茸の3倍とあったのは本当だろうか。(当時がいつ頃かわからない)


 などなど、のん気でも、というよりのんきだからこそ知ることはいろいろあるものだ。


     山形だしそうめん+001_convert_20100826070634

  山形の”だし”を作ってみようと。そうめんの上にだし、納豆、ひじきの煮物、温泉卵もどき、胡麻

      

呼吸

 呼吸法という言葉が、ここんとこ立て続けに目に入る。


 田口ランデイのエッセイ、阿川佐和子の対談集の中の中曽根康弘、何気なく立ち読みした雑誌の特集。


 「呼吸が大事」


 この言葉がふいふいと飛び込んできた。

 
 「深呼吸がいいらしぞ」

 とは、セロリ師匠からも聞いていたが、改めて呼吸を意識してみる。


 やはり朝の新鮮な空気がよろしいと思うので、目覚めた後深呼吸。窓をしっかり開けて。

 お腹の”丹田”に手を重ね、そこに意識を集中してやる

 また、呼吸は「吐くのが大事」らしい。

 「まず吐く」らしい。

 ゆーっくりはく。


 数回繰り返すべきなのだが、エアコンつけない部屋の中ではすぐに背中が熱くなるので、飛び起きて外に飛び出した。


 腕をぐるぐるまわし、大きく深呼吸。

 風がサワーっとふいて、実に気持ち良い。


 歩きながらも丹田と呼吸に気をつけてガシガシと歩き続けていると、後半急に気持ち悪くなった。

 ちょっとやばいと思うほどのクラクラ。

 その原因は果たして酸欠なのか、呼吸過多なのかわからなかったが、そこからは力をぬいてタラタラあるいたらすぐに治った。


 集中して落ち着いた深呼吸を静かにやるのが、やはり身体にはよろしいらしい。


 そして、なんにしても、いつでもきれいな空気のある所に住んでればいいんじゃないかと思う。

 師匠はいいなと羨ましくなった。

 
 

 

朝ジュース

   


 ーヤ入りバナナジュースを作りました。


 先日聴いていたラジオで、手作りゴーヤジュースのことを喋っていたからです。

 家にその材料があって作り方の簡単な料理をTVで見たり、聞いたりすると、すぐに作りたくなるものです。


 バナナジュースは一時期好きでよく作りましたが、今回はとても久しぶりです。

 JA朝一で買ったゴーヤとバナナ、凍らせておいたトマトを少し使いました。そして豆乳がベースになります。

 そこにレモンを漬けておいた蜂蜜と、シナモンを少々。


 ミキサーにかけて出来上がったのを、思いついて、日頃まったく出番のないビールグラスに注ぎました。

 そしたらちょーどピッタシの量!これは朝から調子がいい。


 さて味はというと、ふりかけたシナモンは正解。その香りで微かにいい気分になるような。


 そして一口ごとに「ぐ、ぐ」という音が喉でなります。けれども、ビールを飲むのとはとはかなり違った重たい音です。


 甘みは少なく、"健康”という二文字が見えるような気がしました。


 スライスして入れたゴーヤは細かい粒状になって残っており、これはやや考える余地のあるところです。


 
 買い物に行くと、どうしてかあまり考えもせず買ってしまいがちなバナナ。

 この時期、熟していくのが速くて食べきれず、冷凍庫行きになり眠っているものが今4本。

 エビスグラスもよい具合なので、再びバナナジュースの波がくるかも。


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たのしい食事

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 これは、茶殻を使ったおかず。


 セロリ師匠がとても美味しい煎茶を分けてくださったのです。

 茶葉自体ももちろん上質だが、美味しいお茶を入れるには、ぬる目の湯にたっぷりの茶葉を惜しみなく使うことが大事とか。

 そこで、美味しい茶を飲もうとすると、茶殻がたくさんできます。

 茶殻にもビタミンCが含まれているから摂取するのはよいことです。


 それでワタシも茶葉を最後までしっかりいただくことにしました。


 しっとりした茶殻にしょうゆをちょろっとたらして食べるのもけっこういけますが、今回は大好きなゴーヤと炒めました。これまた取っておいた椎茸の軸もみじん切りにして入れてみました。それに酒、醤油などの調味料と胡麻です。


 いけます。

 ご飯といっしょでなくても、これだけでぱくぱく食べてしまいます。

 お茶の苦味とゴーヤの苦味が交わって入ってくるのも良い感じ。


 あまり濃い味付けにしないことがミソでしょう。


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 こちらは今朝の朝ごはん。

 朝からしっかり食べます。
 というか、朝ほどしっかり食べるようにしています。


 ベランダでできたパプリカを「今日だ!」と思って調理しました。


 以前TVでチラッと見たタイ料理を真似てみたのです。

 鶏肉を包丁で粗く細かくし、ピーマンと炒めてバジルを合わせます。

 味付けはオイスターソースとナンプラーに一つまみの砂糖。


 バジルもベランダ産です。このバジルが良い仕事をしていました。

 全体の味は、予想していたのとちょっと違う感じでしたが、ゆっくり噛んでよく味わいました。


 
 ひとりのご飯も楽しい気分になれることが、いろいろあるものです。


 


 

雨上がりの朝に

 雨上がりに、大きくできた水たまりを見つけました。


 それはとても透き通ってきれいでした。


 もう何十年もその姿を見ていないアメンボがスーイスイと滑る様子が浮かんできました。


 ここに虹が出たら、幼かったあの頃に心ごとすっかり戻ってしまうでしょう。



 けれどもあいにく虹は現れず、「空気中の湿度は高いのに水たまりの水はすごい透きとおっているもんだな」と
バカな大人のままのワタシは考えるのでした。

眠れぬ夜に

 分補給!と毎日のように煽られているためか、自発的に欲して水分を取っているためか、ほぼ2時間おきにトイレに行きたくなり寝不足。

 もともとトイレが近いこともある。



 眠れないのでラジオをつけっぱなしにしていたら、2時からハワイアン特集が始まった。


 夜も暑い夏だが、深夜にハワイアンかあと思いながら聴いていると、一発目に流れてきたのはどこかで聴いたことのある懐かしい曲。


 しばらく聴いて、「これは!」とわかったその曲は、牧しんじがウクレレかついで歌っていたあの曲だった。

 
  あ~んあんあやんなっちゃった、あ~んあんあおどろいた

 
 ああ、あれはハワイアンだったのだなあと改めて発見し、感心したような気分になった。

 ウクレレだもんなあ。よく覚えてないけど、牧しんじはアロハシャツも着ていたのだったか。


 牧しんじの曲の後、ルイ・アームストロングやビング・クロスビーが歌うハワイアンが続いた。


 あの「チュヤ~ン」という音が付くとなんでもハワイアンになるようだ。


 と、聴いているうち眠りに入り込み、次に覚醒した時聴こえてきたのは、さだまさしだった。
 

 

逃げたくなるもの

 朝散歩は、毎回ホントに気持ちよいと思うのだが、「かんべんして」と言いたいものが二つある。


 今日はその一つに当たってしまった。


 二人連れのおばさんのベチャクチャ話である。


 朝から全開のマシンガントーク。二人とも圧倒的高血圧に違いない。

 二人の大声が悪いことにワタシの後ろから追いかけてきた。


 しかもおばさんたちの歩調はかなり速い。ガシガシ!ガシガシ!てな感じだ。

 少しでも離そうと早足にするのだが、「ちょっとさあふとったんじゃないー?」「ああそう!ダイエットしてたけど全然ダメー!」という話が耳元まで迫ってくる。
 ガシガシ歩きだから声もどんどん大きくなるんだろう。


 これなら蝉のワンワンいう鳴き声のほうがマシとさえ思う。

 と思ってふと気付く。

 もう6時近くなるのに蝉の大合唱がどこからも聞こえない。

 ツクツクボウシの独唱が一つ二つと聞こえるばかり。


 橋のところでおばさんたちとはコースが違ったので、のカ声からは逃げられた。

 まったくせっかく涼しく落ち着いた空気の中に、あれはほんといただけない。


 ホッとして歩いていくと、一人のおじさんが向こうからたらりたらり歩いてきた。

 片手にコンビニ袋を提げている。中身はビールかカップ酒だ。

 眼鏡をかけたおじさんは、ねずみ色がかった半袖開襟シャツにねずみ色のスラックス、足元はぞうり。

 微かに何か歌っているのが聴こえてくる。

 おじさんはたらりたらりと歩きながら、優しくのんきに口ずさんでいた。


 「わらび~もち、つめた~くて、おいし~いよ」と。


 ワタシは嬉しくなってこっそり微笑んだ。

 
 朝に会うたらりおじさんは実はもう一人いる。

 その人は半袖Tシャツにぞうり、痩せて長身、そして元極道っぽい顔つきをしている。

 この人は歌わないが、会うとなんとなくワタシは少しほっとした気分になってしまう。


 
 さて、もう一つの逃げ出したくなるものは、たばこ吸い。

 
 ぼんやり川の流れか何かを見つめて佇んでいる小太りのおじさんの姿が見えたら要注意。

 気づくのが遅れてその臭いを僅かにでも嗅いでしまったときは、これはもうハッキリと走って逃げるべし。

おわり

 風機に当たって寝ているためか、朝起きると身体が重い。


 けれども、伸びと深呼吸をしてから歩きに外へ出た。


 5時半。

 1週間ほど歩いていなかったら、太陽の日差しはずいぶんとキツサが落ちていた。

 川の土手からは虫の声。

 蝉の鳴き声の中にもツクツクボウシを認めたのが何日か前。


 たしかに夏は終わりに向かっているよう。


   
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 ベランダのトマトも終わった。

 最後のこの双子はもう、青いまま取ってしまった。

 チャイブは乾いて枯れてしまった。

 ゴーヤはまったく実がならなかった。


 今まだ楽しみにいるのは、4株のバジルとこのパプリカ。


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 先に取った二つの実は青いままだった。

 もしや緑のパプリカの株を買ってしまったか、それはちょっと残念だなと思っていたら、ちゃんと赤く色づいてきた。

 もう少し待ってしっかり真っ赤になったらどうやっていただこうかと、日々思い巡らす。




 




 

水木しげる

 木しげるのファンになりました。


 あらためてなりました。

 水木漫画のファンではなく、「その人」の、です。


 日曜の朝にやってるTVの対談番組を見てなりました。

 素敵です。

 奥さんもいい感じでした。


 録画した番組を夜に見て布団に入り、寝付けないのでラジオをつけると、自殺とか鬱の話をしていたので一気に気分が悪くなりました。

 ホントに、ラジオもテレビもどっかの外国みたいに専門チャンネルになればいいのにと思います。

 一日中歌ばっかり、映画ばっかり、料理ばっかり、エクササイズ、政治、スポーツ、お笑いなどなど・・・

 そしたら嫌なものは見なくていい。


 「よく寝て、ご飯をおいしく食べる」というのが元気に生きるのに大事ってなことを水木氏は言っていたが、これに「風にあたる」というのをワタクシはひとつ付けたい。

 そしたら暗い話のいくらかは消えてくんじゃないかな。

 
 股にも風を。



 

オオキナオセワ

 さしぶりに買い物に行ってレジに並ぶと、前にいたのは母、小学生であろう息子と娘の家族連れ。


 お盆は終わってもまだ夏休みなんだなあと思っていると、後ろを振り返った娘の顔が目に入った。


 「これは・・・」


 今では稀に見るといってよい、カワイイとは逆の作りだった。

 
 他人に向かってこの言葉を使うのは偉そうであり、失礼だとわかっていても思わず「かわいそう」と思ってしまった。

 詳しい描写は避けるが、アルビノ種の未熟ネズミと沼地にいる白魚をかけたようなふうだ。


 その娘がこちらに顔を向けるたびに、ついつい見入ってしまう。
 ヘタにちょっと可愛いなんていう顔よりもずっと引き付けられるものがある。


 その7才くらいの娘は、母親とも高学年のお兄ちゃんともとても仲が良さそうにしていた。
 (お兄ちゃんと妹は似ていると言ってもいいのだが、なぜか兄ちゃんは普通だった)

 それを見て「よかったな」とワタシは思う。

 そして、ネズミ白魚の顔で家族と仲良しというのと、すごいかわいらしい顔でも嫌な家族関係とどちらがよいかと考える。
 まったくオオキナオセワのひまじんだ。と自分にあきれつつ。

 答えはわかっているだろう。



 レジを終えて駐車場に向かうと、先程の兄妹が自動販売機の並ぶコーナーに母親を待っているふうでいた。

 バイクに荷物を収めながらチラっと見ると、妹が証明写真を写す機械の前で立ち止まっている。

 彼女はそこに縦長についていた鏡にぴたーっと顔を寄せて覗き込んでいるのだった。


 なにをかんがえているのだろう。


 自動販売機のジュースをふらふらと眺め続ける兄ちゃんよりも、鏡を見つめる妹の世界は深いだろうなあと思いながら、その場をあとにした。


 

こんな朝

 時過ぎに玄関の戸を開けると、ひんやりなんとも気持ちのよい風が全身にふれた。


 夕べはあまり眠れなかったのだが、この朝の快感を味わうためにやっぱり今朝も5時前に目を覚ました。


 川沿いの散歩道、今日はやけに”ケモノ”の匂いがした。

 最初は犬かと思ったが、その匂いはけっこう長い範囲に渡って染み付いている様。

 狸ではないか、だとしたらずっとたのしいなと思いながら歩く。


 5時台前半は、まだ蝉の大音響は始まっていない。ときおり「ジジッ!」と短く叫んでどこかへとんでいくヤツラがいる位だ。ああいうのに昔はよくおしっこをひっかけられたな。


 歩き終わってからカブのガソリンを入れに最寄のGSに走った。

 Tシャツ短パンでカブに乗り早朝走るのも、これまたなんとも愉快で笑ってしまうほど気持ちがいい。


 そうして家に戻ると向かいの公園で、蝉たちがわんわんやり始めていた。6時少し前。


 昨日下準備をした豚を煮ながら野菜に水遣り、そして髪を少し切ってから風呂掃除。

 
 朝7時までに出来ることってたくさんある。


     簡単サンド+001_convert_20100806090340

  今日の朝ごはんは昨日焼いたパンで簡単サンドとママレードつけて。
  サンドにはマヨネーズもバタもオイルもぬらなし。マスタードちょっぴり。おいしい胡瓜とスプラウトにチーズ。トマトがなかったからケチャップをちょんとたらした。
  こんなに簡単なのにとってもうまかった。









  

 

ちょっと昔

 こし昔の映画を見る。


   
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(2002/08/01)
ウィノナ・ライダーアンジェリーナ・ジョリー

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 面白いと聞いていながら見なかった作品。


 最初から終わりまで飽きずに見た。テーマは軽くないが、どろどろした気持ちにはならずに見られる。

 ウィノナ・ライダー久しぶり。今どうしているのか。丈の短いズボンが似合っていた。

 そしてとても小柄だと知った。というか、アンジェリーナ・ジョリーがでかいのか。


 アンジェリーナ・ジョリーは今やとても成功している感じだが、エラが張ってきた気がする。

 アクション映画のために身体鍛えているうちに、張ってきちゃったんじゃないだろうか。


 
 夜の読書もちょっと昔の。

   
風の歌を聴け風の歌を聴け
(1979/07/23)
村上 春樹

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 これは前に途中まで読んだことがあるようだ、と読み始めて気付く。


 「この作品には不完全な所が多い」と村上春樹自身が言っている。

 読んでいると確かにそう思えるが、若い村上春樹の文章というのが感じられてなかなか楽しい。


 
 映画も本も、今見ている人の昔の姿を見るのはけっこう面白いものだ。

 

ふみを書く

   


 中見舞いというものを、久しぶり、何十年ぶりに書いた。


 一昔前まではわりと手紙を書くほうだったと思うが、それでも「暑中見舞い」というのはあまりなかった。

 昨年夏にお世話になったご夫婦に、と思ってまず葉書きを買いにいく。


 郵便局ではなく文房具屋へ。

 図柄だけでなく、サイズや紙質、いろんな葉書きが並んでいて、選ぶに迷うのもなかなか楽しいものだ。


 家に帰って扇風機に当たり、落語のテープをかけながら暑中見舞いの文章をしたためる。

 葉書きにしたためられる文字のの容量は思いがけず少ない。と、毎回葉書きを使うたびに思う。

 書く文字がだんだんと尻つぼみのように小さくなっていく。今回もまた。


 書ききらないことも多い簡単な手紙になってしまったが、遠くの誰かを思って文を書くというのは、なかなかいいものだ。

 

プロフィール

isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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