カッパドキア


 トルコ映画を鑑賞。

 『雪の轍』カンヌ映画祭でグランプリ受賞作品。
 ドラマが繰り広げられるのが、トルコのカッパドキア。
 有名な石の洞窟に作られた建物はやはりとても興味深い。実際にそこにはホテルがあるらしいのだが、そのホテルの所有者の老年に入った元俳優が主人公。
 話は3時間以上あり長い。その内、ハラハラドキドキというようなエピソードは殆ど無く、生き方についての会話が大半を占める。
 スカッと簡潔!を求める場合はまったくダメだが、その大半を占める会話に付いていけなくても、建物や荒涼とした自然やトルコの気候などを見ることでまず楽しめた。それから、まったく知らないトルコ人の一部を知ることができた。

 カッパドキアといえば、私には”温泉”が思い浮かぶ。
 カッパドキアは火山地帯で、水着着用だと思うが温泉に入れたはず。
 若い頃、一度行ってみたい外国の国の上位にトルコが入っていた。理由はたしか食べ物がおいしいと聞いたから。世界三大料理のある見方では、トルコ料理が入るのではなかったか。
 そういえば、気球にも乗れたはずだ。

 映画の中で、ホテルの宿泊客に日本人が出てきた。若者だったが、あの人は素人だと思う。英語で主人公と会話していた。それを聞いたとき、自分が昔海外旅行をしたときのことが、とても懐かしく思われた。私もあんなふうに初級旅の英語あたりを使って、現地の人とがんばって喋り、少しでも喋れるととても嬉しかった。

 今は、この名古屋で英語で会話してくれる人がいないかなと思う。



 

デカい

 西部劇俳優ジョン・ウェインを初めて観た。

 有名なので名前だけはもちろん知っていたし、『駅馬車』『アパッチ砦』くらいは出演作としてなんとなく知っていた。
 大スターというイメージはあったから、どんなかなあと思って観た。

 観たのは、1946年製作の『拳銃無宿』 相手役はゲイル・ラッセル。
 この時ジョン・ウェインは39歳。相手のゲイルはまだ、うら若い乙女のようだからか、かなり老けて見える。
 昔の映画には、女性が若くて男性が老けてる配役がけっこうある気がするが、大人の男の魅力が出るのは、やはりある程度の年齢を重ねた者だということか。しかし額の深い横じわが気になる。
 そのお顔の方だが、二枚目とは言い難い。船越英一郎と津田寛治を混ぜ合わせたよう。

 そして、なんといってもデカい。
 今半分観たところだが、話はわたしにはあまり関心が持てないが、ジョン・ウェインがデカいというのだけチェックしながら観ている。身体も大きいが、その手がべらぼうにデカい。まったくグローブのようであり、ゲイルの顔を握りつぶせそうだ。

   拳銃無宿
 
 
 さて、昨日読んでみたのは、蛭子能収氏の『蛭子の論語』
 これはけっこう前にラジオで本人インタビューしながら紹介されて、興味を持ったので読んでみた。
 蛭子さんは、とても映画好きということが分かった。
 あっという間に四分の三読み進め、期待したほどには目新しい面白さはなかったが、これを読んで気が楽になれる人や、自分の生き方に少し自信を持てる人がいるというのは想像できます。

最近の世の中は、何でもかんでも意味を求め過ぎるような気がするんですよね。(中略)迷惑をかけないのであれば、意味があろうとなかろうと、何でもかんでも好き勝手にやればいい。


 これなんかは、わたしに対して言ってくれてるのかとも思える。
 蛭子さんは競艇が何よりも大好きで、そのために生きているみたいなことを書かれていますが、ギャンブルに生き甲斐を持つ人を周りに知らないので、どのような遺伝子からこういう人ができるのかなあと思います。
 


 セロリ師匠に教えていただいたちょっと古い日本映画は面白かったです。
   十九歳の地図

 加瀬亮に興味なかったけど、とてもうまかったです。
   それでも僕はやってない

 
 

 

 
 
 

おもしろかった

 分けたいほどあるヒマな時間を過ごすのに、読む本があるのと観る映画があるのは、ほんとうにありがたいことです。


 戦争映画を続けて観ました。戦争映画はあまり好きではないのですが。

 一つはラジオで紹介されていたもの。

 ブラックブック

 ナチス政権がまだはばをきかせつつも終わりに近づいている時期のドイツのユダヤ女性が主人公の話。
 策略・裏切りの止まないストーリー、人物設定もよく役者もいい。最後まで飽きずに面白く観ました。


 もう一つは、「おすぎが推薦してたから観たらよかったぞ」というセロリ師匠からの情報により観た韓国映画。

 高地戦

 これはほぼ男ばかりが出てくる、まさに戦場の撃ち合い殺し合いの映画です。
 こういうのは特にあんまり好きではないのですが、けっこう面白く観ました。
 ややコミック的な配役もありますが、こちらも役者達が良かった。
 主役は元チビノリダーの伊藤淳史に似ている。
 準主役の男性が、イキナリな感じで男前なのも(最初眼鏡をかけていたのに外したら・・・。銃で狙うのに目が悪いのはダメなんじゃないか、コンタクトは無いはずだし、かけていたのは伊達眼鏡だったというのか?等々考えもできるのだが)、これが必要だったんだよねと、まあ納得してしまいました。

 数年前にアカデミーを取ったハートロッカーなど、私には全然良さがわからなかったですが、この二つの戦争映画は他人にも薦められるかなと思います。


 ついでにこれも観ました。

 リトルプリンス 星の王子様と私

 主人公の女の子が綾瀬はるかに似ているというのが私の意見。
 特典のメイキングを観たら、こまどり撮影は一日かかって映画の1,2秒の分しか撮れないと言っていました。すごい根気のいる仕事ですが、人形を作ったりしている様子をみると、この人達きっとしあわせなんだろうと思いました。
 アニメ映画の面白さとしてはふつう、でしょうか。

三船・黒沢

 今度は黒沢明です。
 
 チャップリン、原節子、黒沢と、有名なのによく知らなかったあるいは見たことのなかった人や作品を見続けています。この先にもこれらを見ることはできるだろうが、身体が不自由になったからできてしまった暇な時間とはいえ、こういったものにまだ興味がある今、見ることができてよかったとも思います。


  ”世界の黒沢”を観たことがありませんでした。何故か。
 レンタルビデオ店に行くと黒沢の有名な作品はいつでも大概あって、今日はまあいいや、ということになってしまい今に至ったと分析します。


 ヴェネチア映画祭で最高賞を取り、これで世界の黒沢と言われるようになった「羅生門」と、ハリウッドでリメイクもされた「七人の侍」。間違いない、と言われる二つです。
 どちらも主演は三船敏郎ですが、わたしはこの三船もちゃんと見たことがありませんでした。”世界の三船”でもあるのでしたか。三船美佳がこの大俳優の娘だということ、その為に私の叔母は三船美佳を「ミカさん」とさん付けで呼んでしまう、そんなことしか情報としてなかったのです。

 まず「羅生門」を観ました。七人は前後編に分かれており長かったからです。
 これは小津の「麦秋」の1年前の作品。
 90分位でしたか、最初から最後までずっと面白い。芥川の原作から、このような面白い脚本を作り上げた黒沢と橋本忍という人に拍手と楽しませてくれてありがとうという感謝を贈ります。
 役者は8人だけで、皆よい。
 そして。三船敏郎はこういう役者だったのですね。
 ただ2枚目スターだと思っていたのですが、それだけでなく野性的で、大胆なそしてふざけたような演技もすごくはまっている。身体つきがいい。ほんとに画力があります。素性が知りたくなったので調べてみよう。自分自身に残念なのは、三船のすばらしい演技を観ながら、この人の娘は三船美佳でその夫(元になるのか?)高橋ジョージなのか、と非常に余分でくだらないことを2、3回思ってしまったことです。


 昨日「七人の侍 前編」を観ました。
 面白いです。ただ、農民の喋る言葉が所々聞き取れないのが残念。そこだけ字幕が欲しいです。それが英語の字幕でも、字幕なしより理解できると思います。
 一つ感心というか「へえ」と思いましたのは、志村喬です。
 あの寅さんの義理の弟・博のお父さんです。いい俳優だなとは思っていましたが、ヒロシのお父さんは、こんな世界で有名な作品にも出ていた、さらに、配役が出てくるところでは、三船と一緒に最初に名前が出てきました。
 お父さん、やるな。そしてこの時いくつかわからないけど、志村喬は走り方がなかなかかっこよかった。小柄でナマズみたいだけど、運動神経良かったのでは。

 前編DVDの最後に、「休憩」というでかい文字が現れました。思わず声に出して読んでしまった。5分くらいも出ていたでしょうか。映画館で上映された時、長いからお客さんに気を遣ってくれたのでしょうか。部屋観の私にもよかったです。
 なんとなく以前観た「るろうに剣心」が思い出されました。あれも着物着て刀振り回して戦う話だったからでしょうか。あの3作目の一番評判が大きかったやつはただ派手な所があるだけで、コドモダマシとも言えない。自分があの製作者だったら黒沢のを観ていられなくなるのでは恥ずかしくて、と思ったが、そういうこと言ってたら文化や芸術は発展しないのかな。


 今夜は休憩を終えての後編です。
 今日は暑いから冷たいアルコールをグビっと飲みながら観ましょう。ああ、しあわせ。




 

 

原節子が


 小津安二郎監督作、『麦秋』を観る。


 主演の原節子は、キネマ旬報の20世紀の名優ランキングで女優第1位になったらしい。
 
 今回その顔を初めてしっかり見たのだが、すごい顔だなと思う。
 この作品に出てくる他の俳優たちも、なかなか存在感があると思うが、この原節子の顔のインパクトは私にとっては最も強く記憶されることであった。
 そのあまりの美貌ゆえに演技がまずいと言われた原節子だそうだが、あのもったり大きな鼻やら、いや大きいのは目も口もであり、あれは男顔である。鏡で自分の顔を眺めていて疲れなかっただろうかと思う。私は共演の淡島千景の方が、口元が蓮っ葉な感じで愛嬌があって大きくないタレ目で好みだ。美人というなら、この作品で義姉役だったなんとかさんの方がそうではないか。おっとりやさしい感じ。自分が男なら淡島千景を選ぶかな。

 しかし顔というのは色々だ。
 原の母親役の人はコアラだ。知っている誰かに似ているなと考えていて、それは安美錦(力士)だと思ったのだが、もっと似ている誰かがいたはずと一晩考えて思いついたのは、以前コンビニのアルバイトをしていたときに時々来た小学生男子だった。
 杉村春子はキツネ。
 そういえば子どもの頃私は猫娘と言われることがあったな。目もはっきりつり目だった。しかし今鏡に映る己の顔を見ると、目じりはやや上がっているものの瞼がぼんやりしてどちらかというとタレ気味だ。重力と緊張感が関係しているものだろう。
 図書館で雑誌ダヴィンチをパラパラめくると、幾人かの作家が顔を現していた。あまり見たくなかったなあと思ってしまう人が一人二人三人・・・。
 
 
 原節子だった。

 原節子はこの話の中でずっと笑っていた。茶漬けを食べるシーンがあったが、ザッザッと音を立ててすすりこむ勢いが良かった。沢庵か何かをつまみながらザッザッとかきこむ。昔の人だと思った。


 

 
 

チャップリン


 ライムライト  ①舞台照明の一つ。主演俳優の照明に使う。
                      ②(転じて)名声。評判。花形。


 いまごろ、と言われそうだが、チャールズ・チャップリンの『ライムライト』を初めて観ました。

 冒頭、チャップリンが出てきたとき、それがチャップリンだと私はわかりませんでした。そうかもしれないけど別の人だろうという感じで。私の中にあったチャップリンは、例のあの姿、つまり白塗りの顔面の上にはちょび髭、目の周りが黒く、下がった眉毛、頭にあのハットを被っていると。ハットの下は黒髪だったはず。でもライムライトのチャップリンは白髪で、そして年寄りでした。
 思い出してみると、チャップリンの作品は、『街の灯り』くらいしか観ていないのでした。

 
 チャップリンはさすがに賢そうでした。実(じつ)がある感じでした。作曲も自分でやっているのも初めて知りました。
 年取ったチャップリンは、所どころ、三輪明宏に顔が似ていました。


 『ライムライト』は良かったです。面白く観ました。今の自分の年齢や状況にちょうどよかったのかもしれません。チャップリンの老け加減も良かった。
 相手役の女優、名前を忘れてしまったけど、自殺未遂をしたバレリーナ役の彼女もなかなかよかったです。
 売れなくなった喜劇役者役のチャップリンが、彼女に生き方指南をします。
 「瞬間を生きればいいんだよ」
 「人生に必要なのは、勇気と想像力とそして、少しのお金」

 これらの言葉がびんびんとは来ない自分は、まだまだなまぬるい所にしかいないのかなと思います。


太ももと尻

 『巴里のアメリカ人』を観ました。


 1951年製作。
 なぜこれを観ることになったかと言うと、この作品は『第三の男』と同じ年に世に出た映画なのですが、淀川長治氏がその年の映画ベスト10というのを出していました。氏によるランキングでは、第三が5位。そしてこのアメリカ人が堂々の第一位だったのです。氏は「この年はどれもよくて順位付けはとても難しかった」というようなことをおっしゃっていますが、「あれが5位で、これが・・・ では観なくては」という訳なのです。


 『巴里のアメリカ人』は、ミュージカル映画です。
 ミュージカル映画を小さなテレビ画面で観るというのはきっと、楽しさの半分ほどは減少するでしょう。そして今現在の自分はミュージカルにあまり興味が無い。ですから、歌い踊る場面が長くあった時には、画面を見てはいるのにいつの間にか余所事を考えていてハッとする、というようなことが起こるわけです。

 そのような具合でも、やっぱり主演の二人のダンスはいいです。特に私の眼と気持ちが集中したのは、レスリー・キャロンが性格の様々な女性をテーマにした5種類の踊りをするところと、ジーン・ケリーが全身クリーム色の身体にぴったりした衣装で踊ることろです。レスリー・キャロンは小柄で顔も小さく腰や腕も細いのに、その太ももはとてもしっかりしていました。そしてジーン・ケリーの尻のブン!と上に上がったこと。あんな太ももと尻が欲しい。ついでにあの身体の柔らかさ、スタミナもください。

 あとは、ジーン・ケリーに群がる街の子どもたちが”素”な感じで可愛らしい。今どきの子役には、あの素な感じはなかなか出せないでしょう。カメラが回っていない時に、ジーン・ケリーは子どもたちに色々サービスしていたに違いない。いやそれとも全く触れ合わないでいたから、あんなに本当にわくわくした感じが出ているのか。


 これを観ながら一日5分の貧乏ゆすりをしようと取り組みましたが、貧乏ゆすりって、しんどいですね。まず腰にけっこう来ます。膝にもきます。貧乏ゆすりマシーンを開発している人がいるというのが、解ります。自分スタイルの貧乏ゆすりを見つけなければと思います。




 

名作

 図書館でも名画を借りることが出来た。

 『 THE THIRD MAN (第三の男)』 
 『FROM HERE TO ETERNITY  (地上(ここ)より永遠に)』

 第三の男は観たことがあるのだが、その時はあまり面白いとも思わなかった。
 今回は2回繰り返し観て、よくできた映画だと思った。面白かったと言える。そしてやはり、オーソン・ウエルズが良い。出てくると、「お」と思う。ハンサムでないのがいいのかな。


 地上より永遠には、図書館の棚になかったら、全く知らずに観ることなく私はいずれ死んでいたかもしれない。
 1953年の作品。随分昔だ。

 あのフランク・シナトラが助演男優賞を取っている。

 シナトラ=マイウェイというようなことは私でもすぐに出てくるくらいだが、シナトラの容姿などはまったく知らず、DVDジャケットの説明がなければ、この人がシナトラだと分からなかった。映画の中でシナトラは意地悪な上官から「イタリアの猿野郎」と言われているが、小柄でほんとに猿みたいだ。この人がマイウェイか、と思う。

 戦争が舞台というあまり好みではない設定だが、戦争映画ではなく、人間模様が前面に出てしっかり描かれているので、2時間近く飽きずに観られた。最後の方で、兵士たちのいる基地に飛んできて爆撃を加えてきた飛行機が日本軍で、これが真珠湾攻撃のことだったのが、なんとも言えない気分だった。
 もう一つ特筆するならば、W主演なのか知らないが、主演男優の一人であるバート・ランカスターの肩幅がすごい。あれは自前なのか。


 レンタルビデオ店にもなかなか置いてないような名作を、図書館でもっと揃えてもらいたいと強く願います。




よかった

 いまごろ観た。映画『蒲田行進曲』はよかった。

 もともと舞台の脚本だったのを映画化したからか深作欣治の策なのか、演技は大袈裟だがそれもいい。
 つかこうへい、面白い話作るなあ。ラストもぱあっと良かった。
 流れる曲は、桑田圭祐作詞作曲・中村雅俊歌う”恋人も濡れる街角”

 今や熟年もしくはそれ以上にもなっている俳優たちの若い頃を観るのはおもしろい。
 主演の松坂慶子と平田満はあんまり変化無いように思ったが、主演ではなく助演だった風間杜夫はじめ、友情出演の千葉真一や真田広之、結構出てくる脇役の萩原流行。
 エンデイングロールもじっと見ていたら、酒井敏也という名前が出てきた。粘土細工が得意なハゲのおどおどした芸風?のあの人。「まこと」という役で出ていたらしいが、わからなかった。ヒトに歴史ありだなと思う。


 。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。


 図書館で借りたNHKアーカイブス『あの人に会いたい』を観る。

 大1巻に収められているのは、
 湯川秀樹、田河水泡、遠藤周作、東山魁夷、柳家小さん、川端康成、榎本健一、松下幸之助。
 大した人たちだ。

 大した人たちの喋っていることより、喋っている時の顔・表情が興味深い。それぞれさすがに面白いが、やはり一番は川端康成だろうか。干からびたネズミみたい。この人が、岡本かのこや三島由紀夫なども見出し、ノーベル文学賞も取り、受賞の4年後に自殺した。  


 喋っていることも所々耳に入ってくる。
 遠藤周作は腎臓かどこかが悪くて、3年くらい闘病し、他人と喋るのもおっくうになってきて、九官鳥とだけ喋っていた時期があったそうだ。
 そういうことを経験して身に付けたのは、マイナスをプラスに変える。身体的マイナス、性格的マイナス、様々なマイナスをなんとかプラスに変えていこう。そして、他人を見るときも、相手のマイナスだと見える所にプラスの要素があるんだと思うようになったと。

 聞けばまあそうだろうと思えるが、これは忘れがちな事である。

 今腰痛で期限なしの完全休業にいるわたしは、遠藤ほどの身体的マイナスの中にはいない。それだけ大きなプラスへの転嫁もできないだろう。頭の中もにぶり曇っているから、ちょっとしたプラスも見つけられるかどうかわからないが、そういう希望の端っぽをつかまえる可能性はあるということだ。

 少なくとも、腰痛持ちの人の「死にたくなる」という思いは、完全健康体だったころの自分より、自分に引き寄せてわかるようになりました。




 

 パトリス・ルコントの『タンゴ』を観ました。

 簡単に言うと、性と生に対して狂っている男3人の話、です。主役のヴァンサンを演っているのは、『髪結いの亭主』に出てなかったか。あれもルコントの映画だったでしょうか。ヴァンサンは声がやけにしゃがれているので、違うかもしれません。


 狂っていますがストレートなので、グダグダした所がないのがいいです。
 90分位の長さもちょうどよい。


 冒頭のシーンは3人の子どもの脚から始まりますが、私は気に入りました。
 外国の子どもの細くてまっすぐのびる足は、お話に出てくるみたいです。ああ、映画もおはなしですが、読む本の挿絵で見たような足ということです。足だけとっても、外国の子どもと日本の子どもとでは違うように見えます。それは景色や光の、それとも履いている靴や靴下のせいかもしれませんが。


 また、この映画は、色がやさしいのがいいです。怒鳴ったりする場面もありますが、映像がどぎつくないので、若くない眼と心にはうれしいことです。どこまで行っても両側に草しか生えてないような一本道を車で走るところも、アメリカのそういう一本道とはなんだか違います。


 色といえば、今日ズッキーニを炒め煮していたのです。
 しばらく蒸して蓋を開け、ざっと混ぜた時に湯気の間から見えたズッキーニの皮の緑のクッキリきれいだったこと。
 しずかに、わあと思いました。
 昔私は網膜剥離になりました。視野欠損に気づき、ちょうど仕事が休みだったので、すぐに眼科に行きました。即入院。翌日手術しかも両目でした。あの時もう一日、いや半日診てもらうのが遅かったら、失明していたかもしれません。そうしたら、このズッキーニの色も無いのだなあ。


 五体満足。ありがとうございます。
 年に一回か二回、思い出して感謝します。




 
 

昼に志ん朝 夜ビョーク

  志ん朝


 岸田今日子の朗読に続いては落語。

 おそらく同世代女性からすれば、好きな方だと思う。その昔、小学校4年生くらいだったか、私の愛読書は子ども向け落語百選、というようなものだった。「道具屋」という話が好きだった覚えがある。その中に出てくる「へっつい」という道具はどんなものか全くわからなかったが、気に入って読んでいた。なかなかしぶい思い出だ。
 とは言っても、特別落語に関して詳しいわけではない。そんな知らない私でも知っている名前、その芸の上手さを聞いている落語家のひとり、古今亭志ん朝。


 昼過ぎ。
 ごろんと寝転がりながら聴く。
 ライブCDなので、観客の笑い声や拍手も入っている。それが良い。落語はライブ録音がいい。くすくす笑いや大笑い、我慢できないどうしても笑っちゃうよ~というような笑い、そんなのを聴いていると、自分もその客席に行きたくなる。噺家の顔やきっと吹き出ているだろう汗や、動きの芸や、おもむろに羽織をぬいだりしたりして、そんな所が見られないのがちょっと悔しくなる。

 志ん朝のキレの良い噺。客席のお客さんといっしょに笑ってしまう。この人はどういう人だったのか、その生き様等、借りたCDに解説が付いていなかったのが残念だ。もともと才能があったのだろうが、こんなにお客さんを笑わせる芸を身に付けるのに、どれだけ練習したのかなと思う。

 可愛らしい顔だ。たれ目。特徴のある鼻。下唇が厚くて、下まぶたもぽってりしている。けれども、よく見ると、眉間にうっすら縦じわが見える。この縦じわの訳はなんだろう。

 まだ聴いてない『船徳』は、たしか有名な落語ばなし。これから聴きます。


 夕食後には映画。
 ビョーク主演の『DANCER IN THE DARK』
 随分前の作品で賞も取っているのに観ていなかったのは、友人の一人から「車酔いする人は見ないほうがいい」と言われたから。なんでも、グルグル回るような映像があるそうで、気持ち悪くなると言っていた。私はかなり酔いやすいのだ。

 それでも今回、観たい気持ちになってしまったので借りてみた。140分というけっこうな長さで、最初から2回に分けて観ると段取りつけて前半鑑賞。
 グルグルはまだ出てきていないが、なかなか疲れる映画だ。面白いが疲れる。ビョークは目がほぼ見えない母で、だから何が起こるか、ずっと緊張感が消えないから。ビョークの空想の中で、ミュージカル仕立てでみんなが歌って踊るシーンは、だからホッとする。
 小柄でずんぐりむっくりのビョークだが、手の指は先に向けてほっそりと長めに伸びていた。

 ビョークが殺人をしてしまう所まで観た。この先どうなってゆくのか。面白いが疲れる。疲れるが面白い。



 風呂の中と寝る前には宮部みゆき。
 楽しませてくれるものが手近に、こんなにあることに感謝。


異民族

 20分迷って『釣りバカ』には手が伸びず、小津安二郎に決まりました。


 DVDパッケージの裏を読むと、『東京物語』が小津作品の最高とありましたが、選んだのは『秋刀魚の味』。これ観たことあるよなと思いながら借りました。若い岩下志麻が見たかったからです。


 観て一番の感想は、日本人の体形はなんと変わったことかということです。二枚目俳優の佐田啓二(中井喜一の父)もずんぐりしているが、なんといっても女性の体型です。岩下志麻も岡田まりこも足はむっくり五頭身。二人は20代半ばの設定だが、今時のその年齢の娘さんたちと比べると、一応TVに出てくる人々という枠で見ますが、まるで異民族です。
 この4,50年の間に、食べ物や生活様式で、こんなにも変わるものかと思います。
 色々が洋式になったのですが、そういえばこの映画の中でむむむと感じたところがあります。
 『秋刀魚の味』は昭和37年に出品されており、登場人物の小父様たちは、笠智衆をはじめ兵隊さんとして戦地へ行った人です。娘の岩下志麻の結婚式の時、花嫁はもちろん着物の花嫁衣裳。義姉の岡田まり子も黒留袖。でも父・笠智衆と兄の佐田啓二は燕尾服だった。戦争で実際戦った人でも、20年近く経てば、向こうの国の正装を着るのに抵抗感とかなかったのだろうか。


 若い岩下志麻も岡田まりこもまあ可愛かったが、お二人ともドスの効いた演技がはまる女優になられたものです。

 寅さんの御前様である笠智衆は、50代半ば辺りの設定。まだ枯れていない。
 鼻の下にひげを生やしている。だからなのか、やや寄り目に見えました。それがなんだかお近づきになれない気持ちにさせました。


 そして映画ハカセに質問したいのは、この映画のタイトルはどうして、『秋刀魚の味』なのかということです。



 
 

いまごろ  定番

 ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス、サウンドオブサイレンス。
 とくれば、映画『卒業』とすぐに分かる人は多いでしょう。

 この大変有名な名作を、昨日初めて観ました。


 ダスティン・ホフマンは、若い頃も年取ってもあまり変わらないですね。小柄となで肩のせいだろうか。

 冒頭のシーンを観て、タランテイーノの『ジャッキー・ブラウン』は、これをまねていたのか!と気づきました。
 花嫁をさらっていくラストは超有名ですが、そこまでの流れもダラダラしていないし、面白く観られる。
 一番気持ちが行ったのは、ラストのラスト。結婚式中だった花嫁のキャサリン・ロスをダスティンがさらって、通りかかったバスに乗り込み空いていた最後部の席に座った所。ほぼ老人たちという乗客から集まる視線。二人は後ろに遠のいてゆく教会を振り返って笑う。そして前を向く。曲が流れるが、二人は喋らない。キャスリンはちょっとダスティンを見たりするが、喋らない。
 その二人の顔を見ていたら、ちょっとした不安感というか、落ち着かなさを感じてしまい、もっとも残った場面として記憶されてしまいました。


 最後まで面白く観ましたが、こういう作品は、ちゃんと観なければという気持ちが出ます。それは時にやや煩わしい。

 寅さんはいいです。気楽です。食事中には最適です。もう毎日、毎夕食時はお決まりのように寅さんを観ています。一度観たのもまたゆっくり見直しています。
 昨日は中村雅俊と大竹しのぶが出るやつでした。この二人はまだまだ現役と言えますが、俳優たちの瑞々しく若い頃を観るのも楽しい。肌つやつやで目はキラキラ。この爽やかな雅俊青年は、のめぬったりした歌い方をするおじさまになってしまうのだなあと思ったり、可愛らしい20歳の大竹しのぶの所在無いような口半開きはあまり変わらないなと思ったり。
 その他脇役たちの達者な芸も寅さんに残る宝でしょう。そして観るごとに寅さん、渥美清が、いいなあと思えてきます。寅次郎の救いようのないどうしようもない性癖が、渥美清の眼に出ていたりすると、すごいなあと思ったりします。

 毎日観ているので、そろそろ再鑑賞も終わりが見えてきています。

 寅さんが終わったらどうしよう。
 まだ観たことのない釣りバカ日誌あたりに手を出してしまうかもしれない。




 

夕食から食後


 夕食時から食後にかけて、寅さんを観ている。
 寅さんシリーズは何本か観ているのだが、おいちゃんは竜造、おばちゃんはつねという名前だと初めて知る。


 昨日は伊藤蘭が北海道奥尻の漁師の娘役で出ているのを観た。一昨日はリリー(浅岡ルリ子)の沖縄のやつ。

 伊藤蘭ので眼に残ったのは、”スーパー セブンイレブン”の制服だ。
 白地に大ぶりなオレンジの7-11の模様。昭和モード?とも言えるようないかした柄だ。
 そこへ行くと、7-11だけでなく、今時のコンビニの制服、ちっとも面白くない。

 作品としては、やっぱりリリーのが良い。他の役者のセリフで「やせぎす」と言われるほどほっそーい浅岡ルリ子だが、顔から声からその痩せた身体からも、キラキラ活き活きとしたものが迸っているようだ。


 今日は誰がマドンナか。
 前にも観たことある作品たちだが、寅さんは食べながら観るのにいやな邪魔にならなくて、昔の俳優も観られるし(昨日は伊藤蘭を捨てた母親役で園佳也子が出た。すごく久しぶりに姿を見た。あの人はまだ生きていらっしゃるか)、そこそこ面白くて良い。



 寅さん後、読んだのはつげ義春『必殺するめ固め』。短編漫画集です。セロリ師匠のご推薦。

 つげ義春は世代的にもあまり馴染みのない人だが、名前は昔から聞いているし、『貧乏旅行記』だけは読んでいる。

 するめ固め。面白いというか興味深い。一度では、自分には掴み切れないものがあるように思いました。

 何年かあとに、もう一度読んでみたいと思う。





 

 


   

  


  

 
 



  

ケイト2品

 気付くと、ケイト・ウインスレット主演のものを二つ続けて観ていた。


   
愛を読むひと<完全無修正版> [DVD]愛を読むひと<完全無修正版> [DVD]
(2014/02/05)
ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ 他

商品詳細を見る



   
エターナル・サンシャイン [DVD]エターナル・サンシャイン [DVD]
(2014/09/30)
ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット 他

商品詳細を見る


 どちらも何年か前の作品だから、観ている人も多いと思う。



 ケイト・ウインスレットといえばやはり、『タイタニック』のROSEがどうしても思い出されてしまうが(特別好きな映画というわけではないけど)、そのケイトももう40歳で、二人の子どものお母さんと知る。


 髪は金髪に近いのに眉毛は真っ黒。それが一つの個性になっている気がする。
 メイクの効果だけでもなく、顔が若くなったり老けたり綺麗になったり薄汚く見えたりもする。

 そして、俳優だなと思う。


 『愛を読む人』の方は、一度観終わってもう一度繰り返して観てもいいと思った。
 主役の3人とも良い。
 レイフ・ファインズは、髪の生え際がかなりなカーブの剃りこみ状になって頭が長いのに、イイ男と言われるだろうのには疑いはない。眼の色が綺麗、鼻筋も通っている。そしてやはり、色気か。無機質なドイツの部屋によく合っていた。


 もう一つの方は、なんでジム・キャリーがキャステイングされたのかなあという感想。彼でいいのだけど。



  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。


 そして、念願の大人帝国!


   
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]
(2010/11/26)
矢島晶子、ならはしみき 他

商品詳細を見る



 クレヨンしんちゃんは子ども向けアニメとこないだ書いたけど、大人も楽しめる子どもアニメ、いや、子どもも楽しめる大人アニメ。クレしん一番人気のこの作品は、それがはっきり言えるでしょう。


 総合すると、個人的にはこないだの戦国大合戦の方が好きかなあという感じだが、ばかばかしさではこちらの方が勝っている。人気1位なのは、より家族愛を感じること、より大人の心情に触れてくるところが強いからではと思う。

 最後の吉田拓郎の歌。
 あれありきで脚本書かれたか、と想像しました。


 しんちゃんはこれで満足。しばらくいいかなあ。
 映画もしばらく遠ざかるでしょう。

 



  
 

どん底

 毎晩の焼酎摂取により目が留まり、日本でも大絶賛されたということで借りました。



 
居酒屋 HDマスター DVD居酒屋 HDマスター DVD
(2013/07/26)
マリア・シェル、フランソワ・ペリエ 他

商品詳細を見る



 原作はエミール・ゾラだが、もちろん私は読んだことはなく、話はまったく”居酒屋”の話ではないことが分かりました。


 昔の映画は、もしくは文芸映画だからなのか、自分の許容量からか、観るのに根気が要るなあと思いながらも、ともかく2時間近く、しっかり観ました。


 「フランス人は直情的」 第一の感想です。
 女どおしの喧嘩の仕方や、誕生日のご馳走の食べ方なんかを見ていると、こういうのは今世紀にも受け継がれているのだろうかと思います。結婚式の後に夫婦と招待客たちが一緒にルーブル美術館に行くのですが、それも子どもの遠足みたい。階層によるものなのでしょうか。
 ルーブル美術館には自分も行ったことがあるので、長い場面ではないけど面白く観ました。
 それだとか、ご馳走にするための丸ごとのガチョウ?(絞めて毛もむしったやつ)を、洋服ダンスの中に入れておくとか、興味深いところもあります。


 ベルリン映画祭で女優賞受賞の主人公、とても悲運なのはわかるけれど、個人的にあまり馴染めないままラスト。
 このラストから「居酒屋」というタイトルがつけられたのかもしれません。

 「居酒屋」というタイトルは日本人が付けたもので、原題は『GERVAISE』 ジェルベーズ。この主人公の女(あえて女性ではなく女)の名前ということが、観終わってから判明しました。


 ”どん底”を実感したラスト。思えば主人公は最初からこうなる運命を抱えた女であったことに疑いの余地はない、という気がします。
 この女の幼い娘の姿で”FIN"になるところは、こちらの気持ちを簡単に終わらせない感じです。


 誰にも薦めはしませんが、自分がもう少し大人だったらもっと楽しめたかもと思います。
 観て損した気分にはならない映画でした。






 


 

よりどころ。。。

 イソギンチャクの休眠はつづく。


 寒いけれど青空が見えて気分も良く、自転車をこいで、またレンタルビデオ店へ行きました。

 今回は目当てが決まっていて、セロリ師匠お勧めの2本。

 
 鼻歌まじりでゆっくりゆっくり自転車をこいで、さて着くと速やかに目標物を探したのだが、なんとも今日は週末。2本とも借りられていたのでした。


 借りたい1本はクレヨンしんちゃんの人気№1『嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲』だったのだが、仕方ないのでこちらもまだ観ていなかった人気№2を借りました。№2は運よく一本だけあったのです。


  
   
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 [DVD]映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 [DVD]
(2010/11/26)
矢島晶子、ならはしみき 他

商品詳細を見る

 


 冒頭の部分、「いい感じだな」と思いながら過ぎ、そしていつものようにしんちゃんの幼稚園生活?が描かれ、「青空がきれいだなあ」などと観ていると、自分の中に言葉を選んで表すとすれば”平和”という気持ちがぽっとあった。


 戦国時代の話だから、武士たちが戦をしたり刀を振り回す言ってみれば血なまぐさい場面もありますが、色がきれいだし、なんと言っても子供向けアニメだから、血が飛び散ったりはしない。それが逆に、子どもが痛みを想像できなくて悪影響があるということもあるかもしれないが、とりあえず私は子どもでないからヨシ。
 それにこの話、けっこう歴史背景がわかって、ちょっとした勉強になるのではと思いました。
 戦がほら貝や太鼓の音とともに始まったり、夜になれば一回休みになったり、刀、槍、鉄砲、石、爆弾などの使い方や戦術ということもわかります。武士の暮らしぶりとか、武士から落ちて山賊になる者がいたりとか、戦が始まると民衆は荷物をまとめて避難するとか。子どもが知るには、大人にだってけっこうな歴史勉強です。



 しんちゃんの尻の力やその他の言動に感心しながら観ていると(ヒロシもいいですが)、次第に”希望”みたいなものが、ワタクシの中に生まれていたのを感じたのでした。



 クレヨンしんちゃんは、ある種の大人たちの心のよりどころにもなるなあと思いました。


 野原しんのすけウィキペディアもあるですね。当然か。




  



  

南米

 北欧へ行ったので、次は南米へ。 


オリンダのリストランテ [DVD]オリンダのリストランテ [DVD]
(2009/12/02)
リタ・コルテセ、アドリアン・ウィツケ 他

商品詳細を見る



   



 ”リストランテ”というところと、パッケージに彩りのいい料理が見えたので借りました。

 舞台はアルゼンチン、ブエノスアイレス。
 乾いたイメージがありますが、街の中で起こる話だからか湿度も感じるし、暑いところという先入観を持っていましたが、季節的にか、人々は長袖を着ていた。暑い感じの映像が見たかったのだが仕方ない。



 興味があるので、料理する場面は、台所の様子とか、調理する動作を観ているだけでも楽しめる。
 人が何かを食べているのを観るのも好きだ。それがちびたビスケットや缶詰から出しただけのスープや豆でもいい。コーヒーを飲むだけでも。



 他に良かったのは、常連のおじさまの描く絵です。テーブルに敷かれた紙に描かれたえんぴつ描きの絵。

 
 北欧映画もこちらも、もともと全く関係のなかった二人の間に生まれる心の交流、みたいなものが主なテーマになっているのですが、こちら南米のほうが、より「人生!」というのがあからさまに出ている。その分私にはちょっと・・・。それとやっぱり、ギャーギャーが好きでないので(うるさ過ぎることはないですが)、軍配は北欧に上がりました。


 自分が異国の地で生きていたら、または何かしらのことに行き詰っていたら、この南米映画はもっとグンと自分の中に入ってくるだろうと思います。





 


   

北欧


   
キッチン・ストーリー [レンタル落ち] [DVD]キッチン・ストーリー [レンタル落ち] [DVD]
(2004/11/05)
ヨアキム・カルメイヤー、トーマス・ノールストローム 他

商品詳細を見る



 特別期待もせず、でもまったく観られないことはないでしょうと借りた一本。


 結果、満足したと言えます。
 まず90分という長さがこの話にぴったり。
 他人に薦めるかというと、誰にでもということはないが、北欧に興味がある人、ドラマが好きな人、おじさん(おじいさん)二人の静めの話でもOKだという人には大丈夫。


 と言って、自分は特別北欧に興味があるわけではないのだが、その北欧の感じを面白く観ました。
 つい先ごろまで、自分も”一面、雪”という世界の中にいたからかもしれません。もしくは、何もすることがない、考えることもないという己の精神状態から、より話の中に入っていったのかもしれません。


 だって、出演者たちの名前のO に/が入っているのや、字の上に点々が付いているのとか、今まで見たことあるけれども改めて、「こんな記号みたいなの使ってるんだなあ」とか思ったりして。そんなとこからも、今回は楽しんだ感があります。
 

 この話は実話に基づいているのですが、台所における主婦の動線を調べるということをやったスウェーデン人というのも面白いというか、ちょっと何考えるかわからんですね。

 好きな映画監督であるアキ・カウリスマキの作品でも、部屋の壁の色が青っぽいのが多かったと思うのですが、この話の部屋(独身おじさんのキッチン)も緑青。雪の多い所だから室内は暖色にしたくならないのかなあ。
 
 北欧男性の身体つきとか、そこから体臭を想像したりとか、ソリの宅配便とか、ケーキの箱とか色々とにかく興味を持って観ました。



 ラストの場面。

 雪国のしかも田舎では、どんなに春が美しく喜ばしく感じられるだろう。


 自分の精神タイミングにバッチリ合って、最後までよかったです。







 
 
 

2度目だけど

  観てそうだけど観てないよなあと、DVDのパッケージの絵を見ながら借りました。


  
ジャッキー・ブラウン [DVD]ジャッキー・ブラウン [DVD]
(2007/05/25)
パム・グリアー、サミュエル・L.ジャクソン 他

商品詳細を見る

 


  やっぱり観ていた。出だしの、スチュワーデスのジャッキーが横滑りしていく画面ですぐ、「ア観た」と気づいてしまいました。

  2度目、もしかしたら3度目の鑑賞でしたが、しかも180分という長い映画でしたが、最後まで飽きずに観られました。

  タランテイーノの映画はやっぱり音楽がいいです。タランテイーノだけどタラタラしていない。
  洋画アクションの部類に入っていますが、ドラマに入れてもいいと思います。
  人物がどれも存在感あるし、話も面白い。脚本もいいのだろうけどキャステイングの良さ、役者の力もそろっていると思います。
  登場人物が多すぎないのと、うるさくないのもいいです。


  主役のジャッキー役のパム・グリアのことは私はこれ以外でまったく知らないですが、肉料理ならレアでもなく”生!”、蛇だって素手で掴んで飲みこみそうな風体ですが、赤いマニキュアがよく似合い、魅力的だと思います。白人のおじさんが魅かれるのも納得できる。


  180分の後、オマケで、この作品の要点や俳優たちの言葉が入っているのも見た。作品がより、ほうほうとわかります。「ロバート・デ・ニーロは”汚れた洗濯物が積み重なったような感じの男”というタランテイーノの要求を見事に演じている」というのは、ほんとにそう思います。


 

    


  

佐藤健だ

 歳とってからの誕生日にでもいいことはある。

 レンタルビデオショップから、”誕生月なので一本無料でレンタルできます”の葉書が送られてきたのだ。
 しかも新作でもOKとのこと。


 陽気もいい午前11時。
 散歩がてら歩いて向かうと、店に着いた途端急激に空腹を感じた。帰途ももちろん歩き。外食という案は今日の所はまったく無いので、急いで選ばなければ。


 といいながら、30分以上は迷って(というのは誕生月は旧作半額ということも判明し、では何本か借りましょうということになってしまったので)借りた一本は正解だったか・・・?




  
るろうに剣心 京都大火編 通常版 [DVD]るろうに剣心 京都大火編 通常版 [DVD]
(2014/12/17)
佐藤 健、武井 咲 他

商品詳細を見る



 カンヌ映画祭グランプリを取ったアメリカ映画と迷ってこちらにしてしまったのは、剣心シリーズの最終章『伝説の最期編』がレンタル開始!というポスターを見てしまったため。ああ、剣心面白いって誰か言ってたなあと思い出し、しかし自分は剣心の1作目も見ていないことに気づき、とりあえず旧作になっている1作目とまだ新作扱いになっている2作目を借りるということに。


 このシリーズはひとえに佐藤健のアクションに尽きます、というのが特に映画通でもアクション好きでもないわたくしの感想です。
 運動神経がもともといいんだろうけど、大きな手の男の人なら片手で握れてしまいそうなあんなに細っこい腰、身体であのアクションをやり抜く体力がよくあるなあ。体の使い方が上手というか動きや形がきれい。走る姿にしても刀を構えるのも、よくやってると思われる他の若者俳優と比べてもやっぱり良い。(くれぐれも私は肉体・運動評論家でもない)ござる言葉は舌っ足らずだが、それでもよい。


 るろうに剣心はコミックを原作にしているので、キャラクターが漫画っぽいところはあるし、セリフや脚本?になんだか違和感を感じるところもあるが、娯楽作品だと思えば、とにかく佐藤健のおかげで2作目は及第点。1作目で資本が潤ったのか、俳優陣にお金かけてそろえられたんだなあと思える。

 因みに一作目は剣心の刀のライバルが吉川浩司だったのが弱い。もう一人の須藤元気と区別がつきにくいし。


 新作プレゼントの葉書はもうない。
 最新作、福山雅治登場、あまり興味はないけど。これが一番面白いという話。いつ観ようかなあ。
 

  (江口洋介は見た目はキャラクターによく合っているけれども、声がもう少し低かったらと思う)


   。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。 。。


 エイリアン対決。

 『E・T』 VS 

    
宇宙人ポール [DVD]宇宙人ポール [DVD]
(2012/12/21)
サイモン・ペッグ、ニック・フロスト 他

商品詳細を見る



  ポールの勝ち。


  E.Tの自転車が飛ぶところで、心ふるえる気持ちになった昔の私はもういない。



 




絵として観る



  
袋小路 [DVD]袋小路 [DVD]
(2013/10/25)
ドナルド・プレザンス、フランソワーズ・ドルレアック 他

商品詳細を見る



  ベルリン映画祭で最高賞を受賞(1966年)したということで借りた。


  良かったのは、出だしのまだ出演者などの名前が出てくるほんとうに冒頭の部分。・・・だけ?

  ロマン・ポランスキー監督の作品は今まで一つも観たことがないが、これが最高傑作だとDVDの紹介に書いてあった。
  他の、観る気はまったく起きない、今のところ。


  密室空間で起こる秀逸なブラックユーモアだそうだが、わたしには一言、「うるさい」映画だった。
  登場人物たちが大声でギャーギャー言ったり、馬鹿笑いしたりを始め、演出だろうがチッチッチッチッ・・・・と室内場面でずっと聞こえる時計の音も私の耳には障るだけ。話は進んでいるようないないような。観ていて気持ちはまったく開けない。そういうのもあって「袋小路」なのか。なんだか理解しづらいが内輪受けはしている舞台劇を観ている気分になった。

  しかしこの映画をどうやったら面白く観られるかと想像してみる。

  ある天気の良い午前11時あたり。
  陽のふりそそぐ暖かい室内で、私はそれだけですでに満ち足りた気分なのだが、お腹が空いていることに気づく。
  ちょうどイングリッシュマフィンがあったな。あれを少しだけ香ばしく焼いて、半熟の目玉焼きとハムを挟んで食べよう。
  飲み物はコーヒーでもカフェオレでもどちらでも。とにかくたっぷり。
  それから何かしら気持ちのよい小粋な音楽もあるといい。

  と言って、抜群に美味しくできたイングリッシュマフィンのサンドイッチとコーヒーもしくはカフェオレをゆっくりゆっくり楽しみ、音楽を聴きながら、窓の外の平和な風景を眺める。その時TVが聞こえるか聞こえないかというボリュームで点いていて、この映画が映っている。



 というような、動く絵としてあるなら、この映画も捨てたもんじゃないと思います。


トラボルタが


 たまのことだが、ラジオが気乗りしない時は録音した音楽を聴くことがある。私はいまだにカセットテープに録音して、カセットテープを回して聴いている。


 『タランテイーノ・コネクション』というクエンテイン・タランテイーノが映画で使った曲や彼自身のしゃべりが入っているのを聴いたら、なかなかいい。パルプフィクションで使った曲がたくさん入っているので、観たくなって借りてきた。


 
パルプ・フィクション [DVD]パルプ・フィクション [DVD]
(2012/02/08)
ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン 他

商品詳細を見る



 有名な映画だけど観たこと無いなと思って見始めたが、なんとなく見覚えのある出だし。その後も見たか見てないかはっきりしない位置にいるまま、最後まで楽しく観られた。

 ちょっと苦手と思っていたジョン・トラボルタがよかった。この人はシリアスでなくてちょっと変わったやつの方が良さがでるのではと、トラボルタなんか殆どまったく知らないのだが、そう思いました。
 ユマ・サーマンもちょっとお乳が下目な気もしたがいい。薬で瀕死になった姿はとてもよくできていた。
 サミュエル・L・ジャクソンは細かった。久保田利伸。
 ブルースウイルスの姿が意外と中途半端な印象だった。

 その他タランテイーノ自身も出ているし、ハーベイ・カイテルとかテイム・ロスとか今や主役級の実力者俳優が脇を固めている。それもあってだろうけど、よくできた映画だな。
 カレーの夕食の後にもよかった。




 



BARで茹で卵


 みすぼらしく茶色くなったおわりかけのクチナシの花。甘い香りはまだまだ強く、そばを通る時は少し速度を落として歩きます。


 今朝はオシロイバナのやわらかいようなつやのある赤紫がきれいに見えました。
 オシロイバナの咲く時期は9月くらいと思い込んでいたけど、違っていました。昔からこんなに早かったかなあ。


 オシロイバナの花びらを摘んで潰して色水にしたり、ということは、今時の子どもらはやるのだろうか。わたしはやった世代で、昔からオシロイバナを知っているけど、花をきれいだと感じたのは、今朝が初めてかもしれない。


  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。  。。


 『Follow me』を2回観てから、この映画も2回続けて観ました。


  
ル・アーヴルの靴みがき 【DVD】ル・アーヴルの靴みがき 【DVD】
(2013/01/16)
アンドレ・ウィルム(声:大塚芳忠)、カティ・オウティネン(声:田中敦子) 他

商品詳細を見る



 好きなアキ・カウリスマキ監督の作品。
 あいかわらずの独特感。無駄なく少ないセリフだから、その一言がこちらに響くことも多い。

 青い壁。そこに映える花の赤や黄。ちょこっと出てくるバスシートの柄なども素敵、小物が面白い。

 出演者の一人であるLAIKAという名の犬も自然で、この出演によって寿命を縮められるような感じもしない。

 主演の女優はカウリスマキ作品の常連だが、ちゃんとだんだん年取ってきている。
 手が、全然きれいというのでなくて、間接がごわごわしていて爪が短く丸かった。


 BARのカウンターにいくつかの茹で卵が置いてあるのが目についた。説明はなかったけどあれは多分茹で卵だと思う。食卓塩の容器が横にあったから。今回はフランスの港町が舞台だったけど、そちらではbarに茹で卵が置いてあるものなのかな。茹で卵をつまみに酒を呑むのだろうか。



 

イギリス映画


フォロー・ミー FOLLOW ME [DVD]フォロー・ミー FOLLOW ME [DVD]
(2010/11/26)
ミア・ファロー、トポル 他

商品詳細を見る


 39奥さんが昨年のベスト1に挙げた映画。

 作られたのは70年代だが、DVDになったのは何年か前らしい。

 39が教えてくれる映画は、そのセンスの良さを感じさせられるものが多い。

 この映画も、教えてもらわなければ見逃していたと思う。


 出だし、ちょっと会話に疲れる話かなと思ったが、まったくそんなことなく、楽しく見終えた。いい映画だ、という感じ。

 主演のミア・ファローの服が可愛くてそれを見るのも楽しい。
 (彼女と芸人ハリセンボンの痩せている人は似ている。体つきも。でもかなり違うのは眼の形と肩幅のちょっとした広さの違いからかな)
 音楽ちょっとさみしげで、以前見た「ONCE~ダブリンの街角で」だったかな、アイルランドの映画をちょっと思い出した。


 「イギリス映画はユーモアがあるが見逃しやすい」と師匠が言われていたので、もう一度二度見たら、また楽しめるかもしれない。




 別の映画を借りるつもりが無かったので、同じ「あ」行にあったから手に取った。


 賞取りまくっているのに今まで観ていなかった映画。


愛と哀しみの果て [DVD]愛と哀しみの果て [DVD]
(2005/11/25)
メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード 他

商品詳細を見る




 日本語のタイトル「愛と哀しみの果て」ちょっと違うかなと思った。多分人々の気を引くために考えられたというのもあるだろう。


 アフリカの景色がよくて、けっこう長いけど退屈せずに観られた。メリル・ストリープってあまり変わらない。老け顔なのかな。

 一番心情に響いたのは、自由気ままに生きているロバート・レッドフォード(顔の皺けっこうなもの)が相棒に、それほどの友達だとは思っていなかったと言われるところだろう。


 そして私が一番気を惹かれたのは、ちいさいフクロウ。フクロウの置き物とかグッズには興味ないが、生のフクロウはとても気になる。





 師匠が好きなキム・ギドクの映画。

 
 
ブレス [DVD]ブレス [DVD]
(2008/12/03)
チャン・チェン、チア 他

商品詳細を見る



 暗くてほとんど見えない場面もある。

 主役の女(女性というより女と言いたい)は全く美人とかではない。

 まずその顔見て「へえ」と思う。

 配役も、話の作りもよく考えられていて、キムギドクはちょっと肌に合わないものもあるが、これは面白く観られた。ただ主役の男が漫才師?のますだおかだの小さいほうの人に似ていて、知り合いのKさんにもちょっと似ていて、それだけがどうも落ち着かない所だった。


 あと、韓国映画で物を食べるシーンを観ると、たいていなんだかだらしない食べ方だと思うのだが、皆さんはどうなのだろう。



 


 
Pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち コレクターズ・エディション [DVD]Pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち コレクターズ・エディション [DVD]
(2012/08/24)
ピナ・バウシュ、ヴッパタール舞踊団のダンサーたち 他

商品詳細を見る




 薦められて観たもの。2回続けて観た。

 1回目は体調の関係かなんだか眠くなってしまったが、2度目はあっという間に終わった感じ。


 
 振付師のPINAはあまり出てこないのが残念だが、この人の手がけたダンス・表現・踊り手たちは、踊りに明るくない私にも、とても興味深く観られ普通ではない力というのか、すごい魅力を感じた。

 様々な踊りを観ていて浮かんできたのは、神とか自然とか宇宙とかいったもの。原始と言われる頃の空気。

 言葉の無いシンプルな肉体表現は、自然の一部ということを思わせるのか。



  
ワニはいかにして愛を語り合うか (新潮文庫)ワニはいかにして愛を語り合うか (新潮文庫)
(1992/01)
日高 敏隆、竹内 久美子 他

商品詳細を見る



 師匠が読みたいと言っていたのを先に読んでみた。

 
 ”人間の他の動物より発達していると言われるのは(言語とか文化)は、大脳の新皮質とよばれる進化的にはごく新しい部分だけである。個々の感情や行動は、大脳のもっとも古い部分、旧皮質によって左右されている。この部分は爬虫類の中でもっとも古くからいるといわれるワニの時代から存在したもので、いわばワニの脳とあまり変わりはない。”


 
 というようなプロローグから始まり、様々な動物の生態(主に生殖や遺伝などについて、伝達方法)が解説され、対談が少し入っている。


 まだ読み始めたばかりだが、昨夜の夢には野生動物たちが擬人化して登場してきた。細かいことは起きてすぐ忘れてしまってちょっと残念。


思いもよらず。。。


カーズ2 [DVD]カーズ2 [DVD]
(2012/01/18)
ディズニー

商品詳細を見る



  師匠おススメの、ディズニーPIXER制作『カーズ2』


  1作目より確かに面白かったが、思いもよらず、2回繰り返して観てしまった。


  『カーズ3』が来年公開らしいけど、TOY STORYみたいに2がよくって3はそこそこ、とはならないで欲しいものだ。あくまで個人的な感想によるものだけれど。


  村上春樹もディズニー観てる気がするんだけど、どうかな。


赤井英和

どついたるねん デラックス版 [DVD]どついたるねん デラックス版 [DVD]
(2007/02/23)
赤井英和、設楽晴子 他

商品詳細を見る


 
 以前、師匠に薦められたこの映画を観ました。


 阪本順冶監督はいいけれど、赤井英和を見るのがどうかなあと思ってずっと観ていなかったのです。

 で、その主演の赤井英和が、よかったです。

 若くてシュッとしている赤井英和の姿もいいし、アップにもしっかり耐えうる顔と表情でした。

 そして思いがけず、今年亡くなった原田芳雄も立派な身体をして出ていた。


 ボクシングに特に興味がない人でも楽しめる映画だと思います。

印象に残る女優

評決 [DVD]評決 [DVD]
(2010/08/04)
ポール・ニューマン、シャーロット・ランプリング 他

商品詳細を見る



 ポール・ニューマンの顔はあんまり好みではないのだが、「面白い映画」として薦められており、「ポール・ニューマンの名演が光る」とあったので借りてみた。


 話はまあまあだったが、やっぱり印象的だったのはシャーロット・ランプリングの顔。それと、声。

 どちらかというと男顔だし、痩せた顔と身体。だけれどなんとも「いい女」と言わせるものがある。

 あの暗くて蒼い瞳のせいか。低く漂うようなあの声の響きもなんともいえない。

 
 何年か前にこのひとのミステリーの映画を観たな。プールに浮いている場面が記憶にあるがその他まったく覚えていない。

 また観てみようかな。

 

プロフィール

isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード