マイナスイオン浴び中

夏の期間労働に来まして四日目。

初の休日。近くの滝に来ました。涼しくて気持ちよい。
観光客がチラホラ来て「わあ~マイナスイオンだ」と皆さん言って行きます。マイナスイオンとは滝のしぶきのことですか?30Mは離れている所にいる私の顔に、細かく冷たい水滴がプチプチと降ります。

今回の労働現場はかなりキツい。夜逃げする労働者もいるという話を昨日耳にしました。わたし自身の人生選択肢にも夜逃げ有り。ですが、健康に乗り切りたいものです。

ネコが喋らない

用事があって実家に帰っている。

ここは猫エリア。今朝まだ暗い中、どこぞの二匹が激しく威嚇しあう唸り声が、これまた激しい雨音と共に聞こえた。

少し茶色がかった黒ネコが家を縄張りにしている模様。
今朝草取りをしていたら、そいつがやって来た。人間に全く動じない。むしろ寄ってくる。なつく甘えるというのとも少し違う。傍若無人というでもなく、何も考えずただ寄ってくるふうだ。
その黒ネコは何度も目にしているが、顔をしっかり見たのは初めてだった。黄色い目玉でやや垂れ目がちの可愛らしい目をしていた。猫の垂れ目とは通るものだろうか。
とにかくその目を見たら、そいつが人の言葉を喋らないのがおかしく間違っているような気持ちになった。


夏目漱石は爪も黒い黒ネコを飼い続けた、爪まで黒いのは福猫だとマッサージ師に言われたから、というテレビ番組からの情報。
家を縄張りにする喋らないあいつは、爪まで黒かったかどうか。

no title

白い夏用の体操着を着て登校する小学生、中学生を今朝は見た。二人の女子中学生の歩く姿は、まだ背丈の低い苗の植わった田んぼの水に映った。


することなく寝転び伸びをする午前九時。
開けた窓の外に高く澄む青空。


先に何があるだろうかと思う。
暗くも明るくもない平たい気持ちで思った。

桜にウグイス

山あいの期間労働の地では、予想通りにウグイスが鳴いておりました。
予想外に暑いですが、桜が満開を少し越したくらいで咲いています。足元には、由緒正しい日本たんぽぽ。ダンプの走る国道の下には、透き通る清流が勢いよい流れています。辺りをぐるりと見回すと、視界の一番大きなパーセンテージを占めるのは、山。茶色い木々の近い山、雪筋見える遠くの山に、裏の山。
今日は休みで、大量にある漫画の中から、夏子の酒を読み続けています。

朝のテレビ体操を画面のお姉さん達と一緒に行った後、そのまま見ていたらNHK俳句が始まった。今回のお題は“桜餅”らしい。
作句のポイントは俳句全体の大きさと桜餅に感じられる穏やかさや平和的こじんまり感の対比のようである。

それはさておき、わたしは桜餅が好きだなと思いつく。桜餅に特別な思い出も無いのだけど。しいて挙げれば、昔の職場で春の行事の終わった後に出される茶菓子が桜餅だったなあというくらい。あ、もう一つそう言えば、庭仕事の手伝いをしたあるお宅で幾種類かの和菓子を出してくれた時、草餅・大福・ねりきりと目移りしつつ私が選んだのは桜餅だったと覚えている。

ピンクに色付けされた餅米を潰したあれは関西風?で、桜の葉がイミテーションでなくちゃんと香りがして食べられるものが私の好きな桜餅だ。

和菓子は好きだが自ら買いに行くことはめったに無い。この春は忘れなかったら、美味しいお茶とともに、桜餅でも春を愉しもうかとテレビ俳句で思わされた。

梅の季節

墓参りに行ったら、梅祭りが始まっていました。

実家のお墓は梅園と桜並木が隣接してあり、日当たりよく明るくて大変よい場所にある。梅園には実に色々な種類の梅が植えられていました。花の形や樹形はもちろん紅梅白梅と言っても、その紅や白は同じではありません。それらをゆっくり愛でながら、なんとも素敵なよい香りを嗅ぎ、心身満喫。種類の違う梅は開花時期も違うので桜よりも長く花見が楽しめそうです。

中央のちょっとした広場には甘酒・五平餅のノボリを立てたテント茶店が。並べた商品が見えないほどの人だかりで店前に置かれた何台かのベンチも満席状態。墓場の梅園にものすごい活気。
しかしもう少し歩くと、異常と言えるほどの熱気が渦巻いていました。

美しく咲いた梅の前に綺麗な振袖を着た娘さんが気取って佇んでおり、それに食いつく勢いで、何十人というカメラを構えた老若男達が取り囲んでいたのです。佇む娘は、紅・白・紺と三色いて、それぞれにカメラ男がしゃがみ込み立ち上がりして囲んでいました。あれは写真の大会でもあるのでしょうか。可憐に咲く梅と娘にひたすら集中して向かうあの熱。兎に角なんだかほんとにすごかった。


午後には氏神様にお詣りに行きました。
大きくはないが初詣には人で溢れることもあるその神社には、陽気のよい週末、人っ子ひとりおりませんでした。破魔矢・御守り売り場には巫女さんがちゃんといて、少し視線を感じながら御手水で清めました。
そしてこちらにも境内の脇に、大きな枝垂れ梅があちこちにおみくじを結び付けられ、八分咲きに咲いておりました。参詣者はわたし1人。鼻を近づけて、ゆっくり思う存分芳香を吸い込みました。

no title

訳あって胃腸を完全からっぽにしました。

からっぽの後に出された食べ物の中で一番おいしかったのは、間違いなく、お粥です。梅干しや塩昆布などの塩分もまったく要らない。お粥の甘さとおいしさを、その透明感のある白とふわふわ立ち上る湯気も交えて、ゆっくりゆっくり味わいながら、お米の力と有り難さも改めて実感した次第です。

少しして、菓子パンなど食べたいかなと思い始め、手を出したのですが、過剰に刺激的に感じられる甘さに沈…。貰い物のお茶菓子も、からっぽ以前はおいしい~と食べていたのに、砂糖がどうしても口に残るのです。
おかずの味付けも、ほとんど無い位がいい、ほんのちょっぴりの塩でよい、という具合。
もう少し時間が経ち、移動中、次々目に入ってくる食べ物屋の看板。ラーメン、焼き肉、寿司、牛丼…
それらの食べ物を、なんの迷いも躊躇も無くガシガシとおいしく食べられる身体、羨ましい、と思えてきました。

パステルカラーの

子どもの頃、パステルカラーのシャーベットがあった。
大きめのサイコロみたいな形で、色はピンクにグリーンだったかな。多分食紅にミルクが混ざってパステルになっていたのだと思う。ミルク分を感じるやさしい味と食感だった。
不意にあのパステルカラーのシャーベットが思い出され、どうしても食べたくなってきたが、今どこに行けば手に入れられるのだろう。今もあるものか。

食べられないので、頭の中記憶で味わう。記憶で味わうというのもなかなか愉しいものだ。
けれども記憶で味わい続けていると、あのパステルカラーのシャーベットは本当にあったものだろうかという気がしてきた。

良すぎる

雪国帰還労働から生還。


田舎山のどん詰まり辺り、今まで交わったことのない人種の中で、おおいにもまれてきました。少なからずのストレスも経験。しかしどうしたわけか、胃腸の活動はすこぶる良かったのです。

だいたい違う環境に入ると途端にお通じが悪くなる質なのですが、今回はウレシイ予想外れ。ストレスのかかり具合なのか毎日の温泉入浴か、賞味期限二週間過ぎの納豆か何の効果かわかりませんが、非常に快腸で、その余韻が続いているのか、帰ってきた今もずっと調子が良い。1日に二度もお通じがあったりして良過ぎとも言えます。
良すぎるからか落ちた体重も増えない。顔肉も落ちて色も悪いから、免許更新で撮った写真はまったく妖怪。青緑の泥沼から出てきた悲しき妖怪泥ドロン。



只今の目標は快腸保ちつつ三キロ増量です。

軽くショッキング

雪国では粉雪が降り続いています。

部屋の中から見ると、「しんしんと…」という感じですが、表に出て歩いてみると、足元から差した傘の内側に向かって、雪が風で吹き上げられたりするのです。

寝泊まりする部屋は十二畳に広縁を付きの立派さだが築何十年。廊下を出た所にあるトイレも古いがその窓が昭和30年代。昨日夜中にトイレに入ると、窓の桟に雪が白く積もっていました。内側にです。窓の隙間から入って来るのでしょう。

家の中に雪降り積もる。
なんで自分はここにいるのだろう、とふと思いました。

夏期期間労働へ

夏の期間労働へ向かっております。

蒸し暑い名古屋から逃げ出し、9月末まで高原キャベツを食べながらの避暑労働です。


先日の徳林寺朝市にお越し頂いたお客様ありがとうございました。次回は10月の朝市でお目にかかれるでしょうか。


猛暑の中で過ごされる皆様、お身体御自愛ください。

鏡の中に

実家のお風呂には、入って正面にわりと大きめの鏡がついています。

昨夜入ったら、アルビノのアフリカンの婆さんが鏡の中にいました。

一年前は確か、干からび気味のカメムシがいたな、と思いながらゆっくりお湯に浸かりました。

何することもなく考える

プイ~ンという不快な音に聴覚が反応した瞬間ガバッと起きた。


蚊の羽音というのはどうしたって嫌な音だが、あれが例えばフルートとかハープとかチェロ等のつまり音色のようになったとしたら、私たちの反応はどのようになるものか。
例えば少し覚醒しつつ寝ている時にその蚊の音色が聞(聴)こえてきたら、再び深い眠りに入っていくかもしれない。
その音を聴きつつ刺されたら腹も立たないかもしれない。穏やかな気持ちで自分の血を吸う蚊を受け入れてしまうかもしれない。


進化というのは何が起こるかわからないものである。

ガリバー

エレベーターの狭い箱にわたしを入れて八人いました。
男三人女五人。
すぐに違和感を感じました。
わたしが一番背が高かったからです。みんなわたしの肩位しかなかったのです。因みにわたしの身長は156cm弱。
高年層だったということもあるでしょうがしかし、これは初体験。気分がいいというよりなんだか変な気分でした。

ほんの何cmか小さい人々に囲まれただけでおかしな気持ちが生まれるのだから、自分の足位しかない人間に囲まれたガリバーはよっぽど以上によっぽどだったでしょう。
ガリバーの気持ちにちゃんと思いを巡らせたのも初めてでした。

肉が呼ぶ

肉体労働どころか隠居老人より静かかというような一日だったのに突然ものすごく肉が食べたくなった。

それで買い物に出掛け肉売り場をウロウロし、本日一番良さそうに見えた鶏もも肉大きめ一枚を選んだ。

家に帰って、フライパンが冷えたところから肉を置き弱火でじわじわ焼くという手法で焼き、いい感じに焼けた。

で、そのいい感じのお肉を見たらば、お酒が要る!と思った。ビール、なければハイボール。

しかし家にはいずれも無く、だまって肉だけ美味しく食べた。


肉はアルコールを呼ぶ。次回は忘れず肉とお酒を一緒に買うべしと心に刻む。

朝市出店

明後日土曜日の徳林寺つながりの朝市に、今月も出店いたします。
いつも通り、セロリ師匠の作品とお菓子やご飯ものを持っていきます。
暑くなりそうですが、朝市の時間は最高気温には行かないかな。だといいです。
ご都合良い方、興味ある方、是非いらしてください。
(因みに7、8、9月は朝市はあるとおもいますが、山牛蒡の店は出店できない予定です。)

金沢へ。。。

 「まだ動けるうちに行ける所へ」ということで、母と金沢に行ってきた。

 
 金沢へは私はもう何十年も前に一度だけ、冬に行ったことがある。高校時代の友達と三人で。
 まず、寒かった。
 雪で真っ白の兼六園を「寒い」という言葉だけ全身に感じながら歩いた。
 食べ物は近江町市場で食べたイクラ丼の思い出。あれはぷりっぷりで本当に美味かった。
 けれども一番の思い出は夕方歩いててもう寒くて、見るものも白いだけで面白くなかったところへ現れた古臭い感じの映画館に寒さしのぎな感じで何も考えずふら~と入ったらば、その映画がすごく面白かったというものだ。 つまり、金沢=おもしろかった映画。

 反してわが母は、仕事や親戚との旅でもう何回か金沢に行っているのだが、「あんたが行きたいところならどこでもいいよ」という具合で、そんなんでも金沢でいいのかと思ったが、そういうことにはこだわらない人なのだと判断した。


 
 今回の金沢旅でわたしが期待していたのは21世紀美術館。それとひがし茶屋街がいいという噂を聞いたのでそちらも。

 
 まだ初夏のはずの金沢。暑かった。
 例年より7℃くらい高い気温になったらしい。
 所要時間1時間と言われる兼六園を30分もかからず廻り、金沢城もあっという間に見てしまったのち、美術館へ。


 結果、21世紀は私にはあまり良さがわからなかった。
 母は美術館等嫌いではないし、21世紀には来たことがなかったのだが、全く興味を示さず、しかもやや疲れ始めてきていた。「あんた一人で観たいもの見ておいでん」と言って入口近くのベンチに腰を下ろし休憩態勢に入った。
 1人解き放たれた私はババーと無料ゾーンだけ見て回ったのだが、うむむ、とくになんということもない。ただ、入館客は多かった。老若男女問わず。
 好みもあるし、有料ゾーンやその時の展示物によって面白く充実した美術館として観られることもあるだろうと思う。

    くずきり
 美術館後にいただいたくずきり。場所がらかお茶時だからか暑かったからか、お客さんが次々と入店。考えてみれば、くずきりをいうものを私は初めて口にしたかもしれない。だから今や希少な吉野葛100%というこのくずきりが、どれだけレベルの高い一品だかよくわからなかった。黒蜜は美味しく、くずきりを取り上げるときに鳴る氷のカラカランという音が心地よかった。猫に小判、豚に真珠、イソギンチャクにくずきり



 ひがし茶屋街は二日目に訪れた。この日もけっこう暑かったが、風があってまだよかった。
 

 観光案内所に行くと、ボランテイアの人が茶屋街を案内してくれるという情報を得ていたので、早速そちらへ向かうつもりが、場所がよくわからない。向こうからゆっくりゆっくり歩いてこられた白い日傘の老婦人に尋ねると、まず、「こちらへ」とゆっくりおっしゃってわたしを日陰へ誘導し、案内書への行き方をゆっくり教えてくださった。

 金沢で、道や行き方を何人かの人たちに訊いたが、皆さん誰もがとても丁寧で親切だった。
 それが、今回の旅での一番の思い出だ、と母の賛同も得て決定。


 茶屋街ボランテイア、たいへん良かったです。

 すでに訪れたことのある母もボランテイアの方に案内していただくのは初めてだったのだが、「知らんかったことがよくわかったわ」と喜んでいた。
 案内所に行ったとき最初に会ったおじさんに、どこから来たのかと訊かれた。答えるとおじさんは一度他のメンバーがいる奥に入っていった。そして案内してくれたのは結局このおじさんだったのだが、何人かいるメンバーの中に客の地元を知る人がいれば、その人が担当してくれるのかもしれない。


 おじさんには1時間のコースでお願いした。30分でも、2時間でも、こちらの予定に合わせてガイドをしてくれるようだ。

 おじさんは「暑いから日陰の所でお話ししますからね」と何度も言いながら、私たちに気を遣って説明してくれた。厚い資料の中から、いろんな写真を見せてくれながら。

 
 トウモロコシの縁起物

 トウモロコシがどの家の玄関にもぶら下がっていたのが、おじさんに会う前から疑問で、母が訊くと、「それはもう少し後で言いますからね」とおじさんはしばらく勿体つけておいてから、教えてくれた。

 これは浅草のほおずき市のほおずきと同じ意味だということだった。このトウモロコシを手に入れると、お釈迦様に四万何回だったかお参りしたことと同じになるということだった。毎夏に新しいトウモロコシを手に入れ、1年お世話になったトウモロコシは供養するのだそうだ。



      神社の手水
    前田利家を祀った小さな神社にあった手水。白いテッセンをどなたかが活けてくれている、こういうのがいいなと思う。


  1時間ほどたったところで、ガイドのおじさんは、けっこう”突然”な感じで「金沢に来てくださってありがとうございました。また是非いらしてください。ではこれで!」と言って、スタスタと戻られていった。
  あんなに親切でわかりやすいガイドが、無料というのがまた素晴らしい。
  中国や中東のお金持ちが、武士の文化は金沢が一番見られると言って結構来るそうだ。そういう人々は気前よくたっぷりチップをあげるのではなかろうか。お茶代くらい渡したらよかったねと母は言ったが、おじさんを追いかけるまではしなかった。



 金沢はよい温泉がないので、わたしが再びあちらに行くことはまずないだろうが、今回の暑い初夏の旅は、なかなかのもんで終えられたから良かったと思う。
 


    お造りと生ビール

  お宿での夕食で出たお造り。まぐろ、ぶり、甘エビと白身の魚。この白身が名前忘れちゃったけど脂ののり具合も良くて弾力もあっておいしかった。あまり好みではなかった陶器の器で運ばれてきた生ビールも美味かった!泡がふわふわでやわらか~だった!






 

出店します

今週土曜日(8日)の徳林寺つながりの朝市に出店します。
なんだか寒くなるようですが、セロリ師匠の木皿とカトラリーとご飯やお菓子も持っていきます。ご興味ある方温かくしてどうぞお越しください。お待ちしております

正しいかたち もしかしてプレイグ?

目の前に座った男40歳巨体特に横方向に向けて。黒いビニールのロングコート。中途半端に伸びたちぢれ毛、半開きの目からずり落ちるように鼻の頭にかかっている小さな丸メガネ。足の周りには何やら大きな紙袋やビニル袋。その中から先ほど買ったばかりの漫画週刊誌を取り出し、別の袋からおにぎりをつまみ出して食べながら読む。
と、漫画はしまい、その袋は頭上の棚へ。またもう一つの袋にあったマクドナルドのチキンナゲットの箱を取り出しソースを開けてまず指で舐める。2、3回続けて舐めたのち、ナゲットを付けて食べた。ハンバーガーをペッチャペッチャ音を立てて食べ、ゲップ。終始目は半開き。ゲーム機を出してやり始める。
降りる駅が来て降りていった。
ふと見上げると 棚に漫画週刊誌の袋が。忘れていったらしい。
………
見た目、行動、すべてが一つの正しいかたちだと思いました。
このような人を見ると、以前は簡単にマイナスな捉え方をしていた。けれども去年ミレニアムを読み、変わった。もしかしてこの男はプレイグのようなパソコンの超天才かもしれない。
これは自身にとって、よい変化だと思う。

no title

朝の雨の名古屋が遠い昔のよう。目的地までもう少し。景色はどんどん白の面積が広くなっていった。ぼた雪が休むことを知らないように降っています。


夏、長野に入った時のアルプスを目にした時の高揚感みたいなのはない。静かなさざ波たつほどの心持ち。雪の中を走る電車には若い人も多くいた。こういう景色を見ながら育つ、あるいは生きている人には何か独特のものがその中に作られそうだ。


バスが来るまで1時間。石油ストーブの焚かれた暖かい待合室。奥にはリサイクル品で調えたようなカフェスペース。店員であろう中年女性が二人。サザンオールスターズが流れている。いい感じ。
と思っていたら、待つ人間が私一人になり、カフェは鉄格子とカーテンで閉じられサザンもその後を引き継いでいた鈴木雅之も消えてしまいました。

あと50分。。。

あと50分で私は雪国の期間労働者になります。

昂ぶる朝めし

 ちょっと前に、用事のついでに温泉宿に泊まってきたのでその話。

 

 場所は伊豆半島東部、北川温泉(ほっかわおんせん)です。伊豆高原の派手やかでごちゃごちゃした所から少し南に降りた所にあります。



 泊まったお宿は『大屋丸旅館』 ネットの口コミを参考に、料理がよいということで決めました。(大丸屋でなく大屋丸。舟の名前を取ったのだろうか)
 もちろん天然温泉もあります(循環はしていたと思う)内風呂が二つ。また、北川温泉の宿泊客は無料で入れる岩の露天風呂が、太平洋を目の前にするロケーションにありました。すぐそこに大島がどんと見えます。


  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。  。


 で、お楽しみのご飯。


 まずは夕食。


    

 宿に5時過ぎに着き、岩露天風呂に入って帰ってくると、部屋に用意されていました。


 舟盛りになったお刺身は、ブリ、イサキ、ヒラメ、ホウボウ。(生わさびでまた盛り上がる!)


 私は生の魚があまり得意ではなく、とくに脂の強いものは苦手なのだが、この4種のうちでは、淡白なヒラメよりもブリとイサキがとても美味くいただけました。ブリというと北陸の方で捕れるばかりと思っていましたが、このブリも目の前の海で取れるのだそうです。宿にかかった写真の中に、昔ブリが大漁だったときの様子が写っていました。

 サザエのつぼ焼きはふんわり磯の味、アジの酢のもの、鰺寿司(この辺りの名物らしい)、金目鯛煮つけ、野菜の炊き合わせ、魚の出汁の効いた大根の味噌汁、鍋物の金目鯛のしゃぶしゃぶも美味しかったなあ。


 食べ始めて少ししてから持ってきてくれたのは、、、


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 カサゴ一匹まるごとの唐揚げ。塩コショウが効いている。私は添えられたフキノトウ(これは冷めていたけど)がとても嬉しかったです。


 これにお漬物と白ご飯。ご飯がまた美味しくて、同行の友人は茶碗3杯も食べていた。瓶ビール缶ビール一本づつも飲んでいたのに。



 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


 翌日。

 あいにくの雨で大島の左からのぼってくるという日の出は見られず。でも岩風呂にはしっかり入りました。


 
 わたくしにはこれが一番のお楽しみだった朝ご飯!

 たった今目の前の海で捕ってきたての魚が出るのですから。晴れていれば宿の部屋から引き揚げられる様子がばっちり見えるそうです。私たちは見られませんでしたが、ケースの中に入った魚を近所の宿の人たちがババッと取り合う様子は見られました。それだけでも結構面白かったです。


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 8時に食事部屋に向かうと、食卓には朝からアジとイカの刺身、鰺のひらき、塩辛、教えてもらうまで何かわからなかったイカの肝(写真右下:醤油をちょっとだけたらして食べる)、野菜サラダ、茶碗蒸しまでありました。これだけでも「ワア~!」です。
 
 


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 この日は漁が少し遅れたそうで、食べ始めてから運ばれてきたのは”マンボウの刺身(肝付き)”

 コリコリしていて癖はなく、魚というより寒天とかきくらげとか、なにか植物性の物を食べている感じ。


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 味噌汁に入っていたのは、イカの”子” まだイカらしい姿になる前。昔生物の授業で胎内で子がどのように育っていくかを絵図に現したものをちょっと思い出す。ぷりぷりした食感。


 
 友人は昨夜あんなに食べたのに、おかわりおかわりとすごいピッチでご飯を食べました。お櫃にもりもりにいっぱい用意してくれてあったご飯を二人できれいに食べ切り(私も大盛り3杯食べた)、これまたさすが静岡というのか、とても美味しいお茶で締めくくったのでした。




 いただいたものの中で一番印象に残ったのは、朝食のイカの肝でしょうか。獲れたてだからこそ味わえる一品。あのまったりとしたコクがありながら臭みなく後に残らない感じ。ああ。

 (ちなみに美味しいご飯のお米はあきたこまちだそうです。でもその時によって違うようです)



 また、この小さなお宿(客室6室、外観はこじんまりした民宿風)で働くのは4姉妹とその旦那さんで、たぶん女将さんは長女の方だと思うのですが、この女将さんがとても良かったです。女将さんというのはやっているうちに何か人と違うものが身についてくるのか、元々そういう資質があるのか、他の姉妹の方とは明らかに違って、柔らかい雰囲気であるのに”できた人”という感じでした。



 帰る時においしいミカンもいただき、宿を後にしました。


 (帰り際、部屋の用意をしてくれた妹の方が花瓶にささった河津桜の花を「これがそうだよ」と見せてくれました。自分たちの食事中だったのに。それでその妹さんの株もUP↑したのでした)



  

朝ご飯のあとに…


近ごろ朝ご飯のあとにつまむもの。
アーモンドチョコレート一つとインスタントコーヒー。やや甘過ぎるチョコとあまりおいしくないコーヒー。これでなかなか満足する。

第1号


今年一番にできたミニトマトの実。
枝の先の方の黄色い花も、少し待つと青い実になる。
赤らむのが待ちどおしい。

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この香り


南高梅を買う。
まだ青かったので、わざと追熟させている。追熟するのは早い。
2日おいて、あのやさしいながらも濃いような甘い香りが強くなってきた。昨日は寝転んで読書しながらこの香りの中にいた。
十分楽しんだので、そろそろ醤油につけよう。

晩ご飯


端切れ野菜のチヂミ。

コリアンダー


苗を買ったのが遅かったか、買って半月でもう花をつけている。
花の下の葉はとても繊細。根元の方に生えてきたのは、よく見かけるコリアンダーの葉だ。

残り物もりもり


今日は1日のんびり。
朝も夕もお弁当の残り物盛り合わせでごはん。ゴボウの豆乳ポタージュと。

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この写真になんとなく惹かれて借りてしまった。(庭仕事というのもあるけれど)
金歯だか銀歯だかが光ってていいなあ。
ヘッセ、車輪の下すら読んだことがない、はずかしいが。

うれしい


遅くても九時半には寝ているわたしだが、昨夜は11時まで起きていた。その訳は師匠から聞いたスウェーデンのサスペンス小説「ミレニアム」を読んでいたから。
晩御飯の後五時間、全く眠くならずに読み続けていた。サスペンスはあまり得意でない分野で、読みながら気が重くなる所もあるのだが、ミレニアムは面白い。ゆっくり本を読めるのはうれしい。

そして今日は初めて入るケーキ屋さんに行き、買ったシュークリームがおいしかった。うれしい。もしあまりおいしくなかったとしても、新しいところに行くのはたのしいことだ。

プロフィール

isoginchaku

Author:isoginchaku
名古屋市緑区在住。たった一人の弁当屋。
只今休業中。

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